火山噴火の夢


火山が大規模噴火する夢を見た。
結構恐ろしい夢だった。



 


 
夢はなぜか海に囲まれた嫁さんの実家から始まる。
(現実の嫁さんの実家は、内陸の土地にあり、近くに川が流れているものの閑静な住宅街にある二階建ての一軒家だ)
立地は、清水建設のCMにみられるような海上都市のイメージに近い。
周囲数十キロはひたすらに海が広がり、その色は宇宙から見る地球のそれに近いきれいな青色である。
そしてこれまたなぜか近くに桜島があり、
(夢の中における現在は)沈静化しているものの(現実世界における世間一般に)知られているようにその火山活動は活発である。

ある快晴の日、その桜島が大規模に噴火。
アニメかと思うほどの大きな噴煙があがり、あっという間に嫁さんの実家@海を取り囲む。
快晴の空は噴煙により一気に覆われ、曇り空のようになり、太陽は全く見えなくなった。
噴煙による灰で、周囲のきれいな青色の海は瞬く間にどす黒く、コールタールのようにドロドロに変わっていった。

それによる影響か、なぜか海面が上昇して、1階のテラスを海水が乗り越えて侵入してきた。
このままでは床下浸水になる(というか海に囲まれている時点でどうやって床下浸水を回避していたのかという疑問はあるが)と危機を察知した俺は
外に出てテラスからバケツで海水を掬いだし、海に戻す作業を続けるが、迫りくるドロドロ真っ黒海水の前には焼け石に水である。

ひとまず出来る分のバケツ対応を行った後家に入り、海水の侵入を防ぐために窓をひとしきり締め切る。
そしたらなぜか奥の部屋から会社の先輩が出てきて親指をたてて「よくやった!」と言われる。
(何が「よくやった」なのか意味不明だしそもそも今までどこにいたんだ…という疑問は微塵も湧かなかった)

そんな感じのところで夢は終わる。
正確にいうとこの先がまだ少し何かあったような気もするが覚えていない。
情景はそれなりにしっかり書き残したはずだが、こうやって書いてみるとどうしてもネタっぽさが出てしまう(夢だから当然かもしれないが…)
しかし夢の中とはいえ火山の噴火シーンは絶望そのものだった。
海に囲まれ逃げ場のない中で大規模に噴火、迫る噴煙、いったいどうすりゃいいんだ!?という感じである(そもそもなんでそんなところに家を建てたのかという疑問はあるものの)

というかこれが2015年になって初めて見た夢か…先が思いやられる……