【ストレイテナー】トリビュートアルバム「PAUSE」感想


ストレイテナートリビュートアルバム「PAUSE」入手!!
PAUSE~STRAIGHTENER Tribute Album~(初回限定仕様) - ARRAY(0xea01998)


 ■ROCKSTEADY / MONOEYES 

かっこよすぎる…

細見さんの声がばっちりマッチしている……

ほぼ原曲通りで再現してくれている。

細見さんが歌うとこんな感じになるんだなあってのを再認識。

脳内再生したときの「ROCKSTEADY」の歌い方は完全に一致していたw

 

■KILLER TUNE / go!go!vanillas

こうきたか!という感じ。

すげーバニラズっぽい!

こういうアレンジの仕方もあるんだな~!

原曲の感じは正直あまり残ってないけど、 良い意味でこれは個性が出てていいと思っている。

個人的にこのアルバムの上位に食い込む出来の良作です。 バニラズはいい!!

 

■シーグラス / back number

原曲よりはローテンポになった感じのアレンジ。

バックナンバーが歌ったこともあってか、やはりバックナンバー感が強く出たなあと感じる。

海辺を走る電車の窓際で頬杖つきながら海岸で拾ったシーグラスを眺めながら口ずさみたい、 なんかそんな感じ。。

 

■SIX DAY WONDER / ACIDMAN

すげーACIDMANっぽい!というのが第一印象。

こういうアレンジするんだなあ! 前半の静かな立ち上がりから中盤のミドルテンポへの変化、 そして後半1分での畳み掛けるようなスピード感、 ACIDMANを全体的に象徴するような曲になったなあと感じます。

 

■冬の太陽 / majiko

全体的にはバックナンバーに近い、ミドルテンポへのアレンジ。

正直majikoって聴いたことなかった(これが初ww)んだけど、これはいいね。

女性ならではの優しさが詰まってる。

確かに原曲も切なさがあるからね、 そっち方面突き詰めると女性の優しい感じのアレンジのほうが合うんだろうな。

しかし声が美しすぎるな……(変態みたいだね)

関係ないけど、イントロのギターがワイルドアームズのサーフ村の曲っぽい。。。

 

■Melodic Storm / 9mm Parabellum Bullet

大体原曲に忠実なアレンジ。

9mm特有(?)の退廃的なかんじ?がほぼ消え失せている。

シャウトもない。

まあ原曲にそういう感じないからね。

前も書いたけど菅原さんの声は本質的には優しいから、 こういう”切ないけど力強い”曲は合うよね。

しいて言うなら9mmっぽさはないかもしれない(俺は好きだが)。

 

■TRAVELING GARGOYLE / SPECIAL OTHERS

まさかスペアザがこれ選択するとは!!という感じ(クイズ外したww)

インストバンドということもあり、これもインストアレンジ。

しかし出来栄えはいい意味で”スペアザっぽい”!

確かにこういう感じだよねスペアザ!!

最初楽曲と参加アーティストの組み合わせ見たとき 「SNOOZEねえのにどうすんだよスペアザ…(´・ω・`)」 と思ったけど、余計なお世話だったようだ。

彼らがやればどれも”スペアザ”っぽくなるんだろうなあ。

プロのインストバンドとしての「強さ」を感じた作品。

 

■シンクロ / THE BACK HORN

大体原曲に忠実なアレンジ。 よ

ってこれも9mmと同様、バクホン特有の退廃的・破壊的な感じが消え失せている。

個人的には疾走感あふれるダメージのデカイバクホンっぽさ欲しかったけども!

印象的には「冬のミルク」とか「美しい名前」とか、そっち方面に近い感じ。

そういう意味ではそっち方面でのバクホンっぽさは出ているといえるか。

山田氏の声がいつもパワフルだからこういう優しい曲ってなんかピンとこないんです。。

 

RENINDERREMINDER / My Hair is Bad

なにかと話題だったマイヘアのREMINDER。

確かに、 歌詞がまるで原曲と違う(同じなのはサビくらいか)。

曲調もだいぶ原曲と違う。

ということもあり、テナー主観で見ると、 まあ、賛否両論ありそうな曲だなとは第一印象で感じる。

ただ個人的には疾走感溢れてて嫌いではないですな。

「トリビュートの一環」というより「マイヘアというバンドの曲」と観ると、 マイヘア初心者の俺にはそこまで否定的な感じはしてこない。

こういう楽曲作るバンドなんだって知ると マイヘアの他の曲知らないけど聴きたくなったもんね。

曲調や歌い方見る感じでは若さ溢れるバンドなんだろうなと感じる。

そういうところに寄与しているストレイテナーというバンドの偉大さたるや、、、という感じだ!

 

■SENSELESS STORY TELLER SONY / ASIAN KUNG-FU GENERATION

これも大体原曲通りのアレンジ。

ゴッチ自身がツイッターでそんな感じのこと言ってたから大体想像通りだが →「こういうアレンジできるんだぜ」というよりは、 自分たちなりにやってみてそれでもなおバンドの特色が滲み出てしまう、 というほうが個人的に好き、というゴッチ氏自身の発言があった こういう昔の曲を選ぶことができ、それをしっかり歌いこめるあたりは、 ずっと前からのバンド仲間としての愛を感じるなあ。

アジカン(や細見さん、それでいえばROCKSTEADYも原曲はインディーズ時代だ)以外では こういう曲を選曲するという選択肢自体浮かばなかっただろう。

ある意味で彼らでしか出来なかったトリビュートだと思う。

 

■Farewell Dear Deadman / the pillows

これもほぼ原曲に忠実なアレンジ。

歌い方がピロウズっぽい、というかピロウズなんだから当たり前か。。。

「よく冷えたビールのォ~」とか 「闇はァ~やがてェ~」とか

そのあたりの語尾の感じはすごくピロウズっぽさが出てるなと感じるw (馬鹿にしてるんじゃなく特徴が出てるなって意味での考察ですよ)

原曲からしてミドルテンポだからピロウズにあってるなあ。

なんとなくハイブリッドレインボウの印象に近い。

 

■SAD AND BEAUTIFUL WORLD / ストレイテナー

2013年武道館ファン人気投票で1位になった曲。

武道館では大胆な4人用アレンジを披露してくれてだいぶ話題になった。

それの音源版の待望のリリースだ!

TITLE以降で音源として世に出回っているのはなかったので(強いて言追えばベスト盤のDVD)、 これの音源版を待ち構えていた人は少なくないだろう。

ほとんど2013年武道館k露版と同じアレンジ。

4人編成での真の「SAD AND~」がこの姿だ!!と改めて言わしめた音源版だ。

ホリエさんのピアノの美しい旋律で始まり、 中盤から突如スピード感溢れるロックな楽曲に代わる。

全体を通して「ストレイテナー」を象徴する要素がすべて詰め込まれていて、 まさしく「ストレイテナーの縮図」と言っても過言ではない曲だと思っている。

ホリエさんが言っていた通り、これはストレイテナーを象徴する曲なんだね。 またライブで聴きたいぞ!!


ちなみに俺のトリビュートクイズの回答はこれ↓ ギリギリ6点www
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ネット上で広く流布していた「majiko=SAD AND~」という比較的確度が高いと思われていた仮設と、 個人的に(今にして思えばなぜか根拠もなく信じていた)「テナー=ガーゴイル」という前提が、 みごとに覆されたのがまた面白いところ。 あと、単語のイメージから「バクホン=冬の太陽」(たぶんみんな「冬のミルク」から連想していると思う) と仮定していたのも完全に外れた。 一部でこの辺をきちんと予想していた人もいたので(少なくともフォロワーさんに一人いる)、 その辺りの人たちの正解数が少し気になるところであるが。 クイズ参加者は約2600人で、うち全問正解者は6人だという。 正解確率は0.23%。 以前暇つぶしで計算したときには、 「完全ランダムで選択した時、全問正解する確率は約5億分の1(=2.09×10-9)」 という理論値を得ているため、 それに比べれば遥かに高い数値だ。 ↑で「覆された」と言っていた以外にもあった「鉄板の組わせ」でも、 実際そのまま正解につながったものもあった(ACIDMANやアジカン)ので、 そのあたりの「鉄板の組み合わせ」について、 それ以外を選択した人はほぼいないと考えれば、 実質の母数は理論値の12!に比べればもっと低くなっていたのだろうなあと予想できる。 この辺は考察してみると面白いかもしれない。 そのうち暇つぶしでやってみるか。