あのバンドは今
昔ふとTSUTAYAでCDレンタルして、
 そこで音源聴いてなんとなく記憶は残っているものの、
 その後自分が好きなバンドの周辺(イベントとか対バンとか)には一切登場せず、
 今現在どうなってるのか全くわからないバンドたち。
 彼らの「今」を調べてみた。
 (要するに暇つぶしである)
 
 Wooran
 
 調べてみたが、よくわからない。
 https://www.audioleaf.com/wooran/で音源が紹介されているが、
 俺が唯一持ってる「Unopend Letters」の「and more」という曲の紹介だけだ。
 (このアルバムは2008年9月発売なので、もう10年近く前)
 しかもこのページからwooranの公式サイトへのリンクが張ってあるが、
 リンク辿るとなぜか謎の年賀状作成ページに移動するという始末。
 my spaceのリンク先も切れてる(my spaceのトップに自動遷移する)。
 
 http://www.indiesmusic.com/artist/?id=20035の紹介に寄れば、
 2009年に別の音源を出しているようだが、
 このページですらそれ以降の音源の発表が見当たらない。
 
 ググって出てくる検索結果も2008年頃のタワレコのニュース記事など、
 ここ最近のもの全くない。
 以上のことから、人知れず活動休止となっていると思われる。
 誰か知ってたら教えてください。
 そこまで興味もないのだけど…(まあ10年放置してたんだから当たり前かw)
 
 ■Unopend Letters

Unopened Letters - wooran 
 ↑では「and more」という曲が紹介されていたが、
 個人的には同アルバムの「reason」という曲が好き。
 エモさがある。
 
 
 L.A.Squash
 
 ニコニコ大百科に専用ページがあった。
 なんと解散していた…
 
 当時(2008年頃?だと思うが)、
 「女性ボーカルのバンド」というのをいろいろ追い求めている中で、
 このバンドはそこそこ自分の嗜好にマッチしたバンドだった。
 まあほんとに好きならもっと前から行方知ってたよねって話もあるが。
 
 ちなみにバンド名でググると一番目に公式サイト(http://fuyuco.com/?page_id=50)が出てくるが、
 リンク押下するとさくらインターネットの404 Not Foundが出てくる。
 つまりL.A.Squashの公式サイトはさくらのレンタルサーバ使ってたってことだね。
 この辺垣間見えるのはなんか悲しいね。
 独自ドメイン使っちゃってるみたいだから
 しばらくキャッシュされっぱなしのようだな。
 さくら側がドメイン解放しない限りこのままか?
 
 ■MUSIC

MUSIC - L.A.SQUASH 
 1曲目の「Spread The Wings」がいい。
 エモさがある(二度目)
 
 
 Radio Beach
 
 公式サイトがあった。
 http://www.radio-beach.com/information/index.html
 が、更新が2012年で止まっている。
 INFOMATIONの掲載も2012年しかなく、それ以前が見当たらないので、
 明確に活動休止したわけではないのだろうが、
 このバンドも恐らく人知れず活動休止してるのだろう。
 公式サイトに「BBS」ってコーナーがあるのが時代を象徴してる気がする。
 そういや昔あったよねBBS。
 
 ちなみにe-plusで「Radio Beach」で検索すると
 悲しいことに「never young beach」がひっかかる。
 もはや~Beachはネバヤンが台頭する時代に変わったのですね。
 
 ■WHITE HEADPHONE

ホワイト・ヘッドフォン - Radio Beach 
 1曲目の「18 Till I Die」がいい。
 この曲に限った話ではなく、全体的にメロコアチックで元気が合ってよいな、
 とは思っていた。
 (この音源しか持ってねえけど…)
 
 
 
 Sunday Beach Surf Coaster
 
 公式サイトがあった。
 http://sandybeachsurfcoaster.com/pc/
 
 ↑のL.A.Squashと同じで、
 2008年頃、「女性ボーカルのバンド」を求めていたとき、
 偶然見つけたバンドだったと思う。
 最後の音源発売が2015年なのでそこまで活発に活動しているとは言えないようだが、
 ライブスケジュールを見ると2018年の参加イベントがあったので、
 細々と(こういう表現はあまり良くないが他と比べて相対的に、という意味で)活動は続けているようである。
 これからもがんばってほしい。
 
 ■KIDS ARE ALL RIOT !!

KIDS ARE ALL RIOT!! - Sandy Beach Surf Coaster 
 正直このアルバムは今聴くとかなりの名盤だと思う。
 昔の俺には響かなかったんだな。
 残念である。
 1曲目「NEW STORY」3曲目「TIME」、4曲目「SUMMER'S GONE」、7曲目「I THINK」は特に良い。
 全体的にメロディラインはメロコアっぽさがあるものの、
 声が優しいせいか他のメロコア系女性ボーカルバンドと比べると印象がちょっと違う。
 
 
 
 GLORY HILL
 
 公式サイトは見当たらなかったが、以下のものが見つかった。
 公式ツイッターアカウント:https://twitter.com/gloryhill_offic
 Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/GLORY_HILL
 
 Wikipediaによれば、2018年1月末のライブをもって無期限活動休止とのこと。
 まあ↑に挙げたバンドのように、
 特に公式の告知なく最終更新から5年以上放置しているようなのに比べれば
 現状が把握できるだけよっぽどマシだと言えよう。
 
 ただ公式ツイッターはいまだに(2018年2月中旬)いろいろメッセージを発している。
 どうも活動休止直後にシングルを配信したようだ。
 なら活動続ければいいのにとかふと思ったり。
 昔、このバンドの音源を初めて聴いたときは、ライブには疎遠だった(というかライブ童貞だった)のだが、
 今、いろいろなバンドのライブを体験して思うところで言えば、
 このバンドのライブは一度見てみたいなと思う程度には成長した。
 それだけに活動休止は若干悔やまれる。。
 
 ■Signs

Signs - GLORY HILL 
 シングルカットもされている2曲目の「Cosmic Fly」が名曲。
 元気のあるアッパーチューンで、エモさもある(三度目)。
 ただ当時このアルバムが、
 Amazonのレビューで何故かとてつもなく酷評されていたのは記憶に残っている。
 個人的に結構好きだったから若干ショックもありつつ、
 「俺の感性ってダサいのかな?」という気持ちになったのは覚えている。
 粘着なアンチ勢がいたのかなあ?
 
 
 スネオヘアー
 
 公式サイト、Wikipediaがあった。
 公式サイト:http://www.suneohair.info/
 Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%98%E3%82%A2%E3%83%BC
 
 大学時代のバイト先の先輩が好きで、
 その影響で1アルバムだけ(後述)借りて聞いてみたが、
 思うよりハマれなくて今に至る。
 そういった背景からか、
 上に挙げたバンドたちより出会いは古く、
 唯一持ってる音源の発売は2005年だった。
 もう13年も前か!
 
 公式サイト曰く、
 2018年は「活動15周年」ということで「全曲やりますツアー」が開催されている。
 俺は行くことはないだろうが(w、
 ここで挙げている他バンドと比べて、
 俺が知らなかったというだけでまだ精力的な活動を続けているという点に、
 俺が好きな音楽ファン層とはまるで違うところに
 根強いファン層がいるのだろうな、と感じる。
 (少なくとも俺のツイッターのフォロワーさんでスネオヘアー好きって人見たことない。
  まあ発言してないだけで好きって人はいるかもしれないけど)
 
 ともさかりえと結婚していたというのをWikipedia見て初めて知った。
 
 ■カナシミ

カナシミ - ARRAY(0x10c39450) 
 3曲目の「ワルツ」
 4曲目の「悲しみロックフェスティバル」がいい。
 どっちもシングル曲だからね。
 アーティスト名ふざけてるくせして真面目な歌作るんだなと当時思った記憶はある。
 これ2005年の頃の作品なので
 今年15周年ということを考えると大分初期の楽曲ということになるな。
 昔からのファンからすると「初期の名作」て感じになるのだろうか?
 
 
 
 音速ライン
 
 公式サイト、Wikipediaがあった。
 公式サイト:https://www.onso9line.com/
 Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%80%9F%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3
 
 俺はベストアルバム「おとし玉」だけを持っているにわかリスナーである。
 何かの拍子で偶然「スワロー」を知って、
 この曲良いなと思って探したら、当時ちょうどベストアルバムが出ていたころで、
 そんでベストアルバムだけ借りた、って感じだったと記憶している。
 
 Wikipedia見るとアルバムジャケットに関する問題が挙げられており、
 なにかきな臭さを感じる。
 そんな問題があったとはつゆ知らず。。
 これもバンドのファンじゃないと触れることのない話題なんだろうなと思うと
 何か新鮮な気持ちになる。
 
 Wikipediaによれば、アルバムの発売も2016年にしているし、
 公式サイトの告知でも、ライブ活動は続けているようだが、
 どちらかというと大阪の方での活動がメインっぽく、
 東京ではあまり活動していないようだ。
 
 そして、公式サイト、あるにはあるのだが、
 DISCOページが機能していない(音源のサムネイルはあるがクリックしても無反応)とか
 サイドバーのツイッターが常に読込中とか、
 適切なメンテ運用はされていないような印象を受ける。
 そういった点から、
 何か「精力的に活動」という表現からは少し遠のいたようなイメージである。
 
 バンドの曲自体はエモロックって感じで結構好きである。
 歌詞は現実の風景や情景描写がもとにされており、
 その点でback numberに骨幹が近い感じ。
 back numberをよりスピーディにした感じ?と言えばちょうどいいかもしれない。
 
 ■おとし玉~ベリーベストオブ音速ライン

おとし玉~ベリー ベスト オブ 音速ライン (初回盤) - 音速ライン 
 俺がこれを手に入れた目的は3曲目の「スワロー」だったが、
 ベストアルバムだけあってこのアルバムに収録されている曲はどれもいい。
 「スローライフ」「綾瀬川」「ナツメ」あたりもオススメ。
 
 
 
 シュノーケル
 
 公式サイトが見つかった。
 http://snowkel.net/
 
 確かアニメ「ナルト」の主題歌に抜擢された「波風サテライト」で知ったのだが、
 逆に言うとそれ以外全く知らない、やはりにわかリスナー。
 
 2017年3月にアルバム発売、
 2018年3月に下北沢でのライブも予定されており、
 活動を続けているようである。
 
 公式サイトの「Works」を見る限り、
 2ndアルバム「EQ」の発売2007年10月から、
 3rdアルバム「EYE」の発売2015年12月まで、
 およそ8年の期間が空いている。
 この間は活動休止期間だった?ということだろうか?
 Wikipedia見るとその辺載ってたりするんだが、
 「シュノーケル」でググってもいわゆる「シュノーケリングマスク」のほうしかひっかからず、
 このバンドとしてのWikipediaページが見つからない。
 この辺はもう少し調べてみないとわからないようだ。
 (2chの専門スレとか…あるのかどうか知らないが)
 
 ■SNOWKEL SNORKEL

SNOWKEL SNORKEL - シュノーケル 
 やはり1曲目の「波風サテライト」。
 もはやこのためだけに借りたと言っても過言ではない。
 エモさがあります(何度目だw)
 
 公式サイトで告知されているイベントでも「波風立てないと!」という文言があることから、
 やはりバンドを象徴するキーワードにもなっている有名曲であるようだ。
 
 ■EQ

EQ - シュノーケル 
 実はこれも持っている。
 8曲目の「シュールストレミング」が好き。
 聴いた理由は、当時「もやしもん」でこれを扱った話があったことに由来しているが。
 
 
 LAST ALLIANCE
 
 公式サイトがあった。
 http://www.last-alliance.com/index.html
 
 ダブルボーカルという体制で歌うバンド。
 曲によってボーカルが違う(専任で片方が歌うこともあれば、2人で交互に歌うこともある)
 
 最後の音源発売は2013年のようだが、
 2017年9月のライブ参加するなど、最近も活動はしているようである。
 公式ツイッターもあり、最近の呟きがあることも確認できた。
 当然テナー等に比べれば精力的な活動はしていると言えないが
 これも表現的に「細々と」という形になってしまうかもしれないものの
 まだバンドとしてちゃんと活動しているようである。
 
 これより上に挙げたバンドは皆、
 「何かの拍子で偶然借りた音源を1枚だけもっている」状態だが、
 このバンド(ラストアライアンス)だけは、一応音源を4~5枚持っている。
 割と好きだったからだ。
 下に挙げるが、特に「片膝の汚れ」の頃(アルバム「the sum」の頃ー2008年6月)が最高潮で、
 この頃は一時的に俺のiTunes再生回数3位くらいに躍り出たことがあるくらいだ。
 確か当時深夜アニメのタイアップ曲にも使われた記憶があるが。
 
 その後の音源も気づけば入手するようにはしていたが、
 「Keep on smashing blue」(2010年10月発売)あたりでなんとなく「ちょっと違うな」と思い始め
 そこから彼らとの付き合いは疎遠になってしまった。
 (どうでもいいが公式サイトでのこのアルバムの発売日が「20010.10.27」になっている。2万年て!)
 
 バンドと長く付き合っていくと、比較的遭遇しやすいことだと思うが、
 やはり「昔の曲」のほうが良かったりするものだ。
 時の流れに伴う、バンドの嗜好の変化に合わせて、
 リスナーである我々も同じ方面に育っていければ非常に良いのだが、
 このバンドでは個人的にそれが叶わなかった。
 
 当時、地元TSUTAYAでも、
 「次世代エルレ枠!」みたいな紹介をされており、
 少なくとも当時俺の地元では割と「推し」ていたのは事実である。
 正直現状を見る限り残念ながら「次世代エルレ枠」ではないと思うが、
 当時の世相において一時的にそういう勢いをもっていたバンドであることは確かだった。
 
 ■the sum

the sum - LAST ALLIANCE 
 5曲目の「片膝の汚れ」が秀逸。
 かなりの名曲であると断言できる。
 「無駄口陰口たたくカス」って表現が素晴らしい。
 
 
 ■Me and Your Borderlin

Me and Your Borderline - LAST ALLIANCE 
 1曲目の「Break a mirror」
 3曲目の「疾走」
 12曲目の「プロメテウス」
 あたりは名曲。
 「疾走」がなんかのアニメの主題歌だったかな?
 「プロメテウス」は思わず中二病が発症しそうになる。
 
 
 ■UNDERGROUND BLUE

UNDERGROUND BLUE - LAST ALLIANCE 
 2曲目の「CLONE」
 11曲目の「ラッキー・ルチアーノに撃たれる前に」
 が名曲。
 「ラッキー~」はすごく耳に残るメロディライン。
 中毒性がある。
 
 
 多分頭に思い浮かばなかっただけで他にもいるのだが、一旦この程度にしておく。
 
 いずれのバンドも、
 正直”自分の嗜好にそこまでマッチしなかった”という点では共通しており、
 その後の彼らの音楽活動を積極的に追跡していくほどのめり込めなかったのは事実である。
 →こうして10年以上時を空けて改めて調べるまで、彼らの近況を知りもしなかったことがそれを裏付けている
 
 音楽には趣味嗜好があり、
 要するに人によって「合う」「合わない」があるので、
 こうした事情は仕方ないと思ってはいる。
 だからこそ逆に言うならば、
 俺は合わなかっただけで、彼らの音楽が大好きだった層も少なからずいたはずで、
 そうしたファンに対して、活動休止にせよ解散にせよ、
 何らかの告知もせぬまま行方知れずという状況は避けたほうがいいなと感じた。
 俺が好きなバンドがそうやって風化していくように消えていったら悲しいからね。
 今回ここで挙げたバンドにもそうしたバンドが少なからずいたが、
 ファンに対する示しとしてそうしたところはきっちりけじめをつけてほしいなと感じたのである。
 
 
				