【ACIDMAN】ANTHOLOGY2 TOUR@Zepp Tokyo(1日目;5/17)


いってきたぜACIDMAN ANTHOLOGY2 Tour@Zepp Tokyo!

 



 

セトリ

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暁を残して
REMIND
ストロマライト
オールドサンセット
River
千年歩行
アルケミスト
プリズムの夜
UNFOLD
ベガの呼応
水写
CARVE WITH THE SENSE
金色のカペラ
懸命の銘
Under the rain
MEMORIES
TO THE WORLD'S END
OVER
<EN>
Free White
ある照明
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今回のライブの特性上、何が来るか全く知らないまま行くのはヤバいかなと思ったが、かといって全曲ラインナップ聴いちゃうとそれはそれで面白味がなくなるよな、という思いもあり、事前に「これは!っていうのをとりあえず5曲だけ教えてください」と先にライブに行った友人に聞いていた。
その5曲がこれ↓

  1. 先年歩行
  2. 香炉
  3. ベガの呼応
  4. 金色のカペラ
  5. CARVE WITH THE SENSE


これの中で「金色のカペラ」の文字面を見た瞬間に「うおおおおおお!!」と思ったのは俺だけではないのだろう。
これアルバムの頃から「あーいい曲だな~」ってなんとなく思っていたが、確かにライブに頻繁に顔を出すタイプの曲ではないなとも感じており、総じてなんとなく「レア曲枠だな」とは思っていた。
で、それが今回見事に命中したというのに、「"レア曲枠"というファン心理が一致したんだ!」という思いと「これをライブで聴けるとは!」という2つの思いが同時に沸き上がり嬉しくなった。
特に前者、「みんなレア曲枠だと思ってたんだな~」っていう、歴戦のACIDMANガチ勢と「言葉なく通じ合った感」がなんかすごく嬉しいw
これはつまり、歴戦のACIDMANガチ勢ですら「ほとんどライブで聴かない曲」と認識していたということでもある。
この辺のシンクロ具合に我ながら「すごさ」を感じた。

結果だけ見るとその友人から教えてもらったもののうち「香炉」だけが今回入っていない(翌日のセトリにはINしたらしい)
これにはライブで合流した別の友人T氏も悔しがっていたw
まあ、そうね、確かにね、「香炉」は聴いてみたかった感はあるね。

今回セトリで上がってるのってみんな「レア曲」枠でしょ。
多分これを逃すとしばらくの間ライブで聴けない曲たちばかりでしょ。
そう考えると「香炉」の有無って結構大きい(特に翌日やってるのだとすると絶妙なタイミングで機会を逃した)気はするんだよね多子化に。
とか言ってたらその後すぐに「創再現ツアー」が発表されて「なんだよおい…聴けるんじゃあねーかッ!」って思いになったのは言うまでもないね。
ACIDMAN最高だぜ!

友人T氏も言ってたけど最初の3曲がもうすでにヤバイね。
特に個人的には「REMIND」ね。
なんだアレ来るとは思わないだろあのタイミングでww
割かし後ろのほうで見てたけどこの時ばかりは前方に突っ込みたくなったよ、というか実際ちょっと突っ込んだんだけどね。
っていうかこれも「レア曲」枠にされてたのが個人的に意外。
まあ確かにフェスじゃほとんど聴いたことなかったけどな。

「REMIND」はCメロ終わり際の部分が「REMIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII.......(延々声続く).........」って原曲の3~4倍の長さに延長されててここで会場大盛り上がり。
あれマジでよく声続くよな大木先生。。。
「死ぬんじゃねーか?(;・∀・)」って心配してしまうレベル。
死にませんでしたが(むしろ元気でしたが)。

あと「River」「懸命の銘」が聴けたのは役得だな。
これらは「レア曲枠」と言われてもなんとなく納得できてしまう感はある。w
好きな曲だったから聴けて良かった。
と同時に、ここでも「歴戦のACIDMANファンとの無言の同意」が取れたことに感動を覚えるw

「ベガの呼応」ってあんな長かったっけ…っていう印象である。
そういえばよく聴いたことなかったかもしれない…UNFOLDのカップリングにポツンといるだけでアルバム収録もされてないようだ。
この曲に入る前のMCで、大木先生から「宇宙と交信するために作った曲。半分本気、半分冗談ですよw」みたいなこと言ってたのだが、、、
ステージ照明により後方から照らされた大木先生の影が会場の壁に映し出され、ちょうど大木先生のハットがUFOかの如く見え、しかも演奏で大木先生が体揺らすたびに左右にゆらゆら揺れるから「マジでUFOから出てきた宇宙人じゃねえか」と思ってしまった。
最初のMCで「宇宙と交信wwしかも半分は本気なのかよww」と思っていたけど、あれは半分どころか100%本気だなたぶん。
なんなら大木先生もう交信済ませてるんじゃないかと思うレベル。

「激しい曲いきます!」ってMCからの「CARVE WITH THE SENSE」はよい。
これ一応シングルのはずなのにレア曲なのか。(まあREMINDもそうだが…)
好きな曲だから聴けて良かった(2回目)
会場全体で「CARVE WITH THE SENSE!!」って叫ぶの楽しい。
大木先生の代わりにバックコーラス歌って補足することによって、会場全体で「CARVE WITH THE SENSE」を作り上げてる一体感を感じた。
まあただ単に声あげたかっただけなんですけど…

「OVER」で本編終わらせるのってすごいキチンとしてる感じしていいよね。
「これで終わり!」っていうか。
勿論アンコはあるんですけど、自分らの劇に一旦幕引きをつけるというのの演出がすごくうまいなあ、と感じた。
テナーでいうところの2013年武道館本編終わりのMARCHみたいな感じ?

アンコの「Free White」はインディーズ時代の曲らしい。
初めて聴いた。
確かにインディーズっぽい鋭さを感じるが、バンドのテーマである「静と動」感は昔から変わらないなと感じた。
最初から最後までテーマが一貫してるのはよい。
アーティスト感を強く感じる。

最後に持ってきたのはフェスでもご用達の「ある証明」!
レア曲投票の中でこれランクインしたんだね。
面白い。
なんだかんだこれがやはり一番盛り上がった気がする(ラストだったというのもあるのかもしれないが)。
聴いた話だとここで何人かダイバーも出てきたらしい。
開演前にしっかり「中止」と宣言されてるのにも関わらず飛んじゃった連中がいるとは…まぁそれだけ盛り上がっちゃったんだろうけど…
でもダイバーを肯定するわけじゃないんだけど、この曲もそうだし、REMINDとかのアップテンポな曲に関しては、ダイブとは言わないまでもモッシュしたくなる気持ちは正直わからんでもない。
前方のグチャグチャ具合とか体験してみたいもん。
今回は「全曲完全ガチれるほど知ってるわけじゃない」という思いから少し遠巻きにライブ参戦したが、今度は前方行ってみたいなあ。

今回改めて思ったのは「大木さんすげーな」ということ。
REMINDのくだりに見る声量や肺活量に関してもそうなのだが、何より複雑なギターメロディを演奏しつつ一方でボーカルもこなしているというマルチスキルがスゴイ。
ホリエアツシですらOJと組でギターやってんのに。
まあ一部は録音流してる部分もあったようだが。
しかしよくできるよなあと感心する。
脳の処理系どうなってんだ?
宇宙と交信していると可能になったりするのか?
その謎を確かめるべく、我々取材班は再びACIDMANのライブに(ry


 

写真

SAI Tシャツ。
夢のフェスSAIから約1年半、ようやく着る機会を得た…(まあSAI Tシャツはフェスの跡の受注生産で買ったんだけど)



花。
SAIのパンフレットで「ACIDMANとは?」と聞かれて「呼吸。」とイカす答えを返していた綾野剛氏より



ライブ終わりに友人とカンパイ!