【フェス】Noise Fes Powered by HH&MM@下北沢GARDEN


いってきたぜNoise Fes!



 

前半

微妙な変更はあったが、基本的にはメンツは

  • ひなっち+松下マサナオ
  • 社長
  • 類家心平
  • 生形真一
  • Rei
  • ホリエアツシ

ってかんじ。

基本的にはフリーセッションした後で曲をいくつか、という流れ。

Reiって人初めて見たけど英語うまくてビビる。
2曲やってたけど、いずれも力強くてかっこよかった。
2曲目、「入れ墨の男について歌った曲」に入る前の流れ、隣にウブさんがいて、「隣見てみろ!すげーのがいるじゃん!!」って社長がいじってるの面白かったw

マサナオさんが「類家君はトランペット吹くとき『カエルか!』ってくらいほっぺた膨らむ」って言ってたけどマジでそうだった。
左のほっぺただけ異常に膨らむ。
すげーなあれ。
同じ人間とは思えない。
超絶練習の果てにたどり着いた人間の限界を超えた姿なのだろうなあ。

最初はいなかったホリエさん、どうもこの前半パートの後半部分で出てくる予定だったようだが、マサナオさんがマジ忘れしたらしくて登場せぬまま一瞬終わったw
前半パート終わり際に思い出して、「セット交換する前にやらなきゃ」ってことでホリエさん呼んで追加喧噪。
ホリエさん「お前ふざけんなよ!」ってマサナオさんにマジギレしてたなw
でもまあ怒るよなそりゃ…
「お前酔っぱらってんだよ!」ってマサナオさんに言ってて「いや酔ってないんですけど本当にすいません;´・ω・`)」とか謝っててナンダコレって感じだった。
確かにこの日のマサナオさんは初っ端から「酔っぱらってる感」がすごかった感じがした。(本人は否定しているがw)
なんか、アレだね、飲酒運転の言い訳みたいだねコレ。。

ホリエさん合流後にentの「Water Screen」、その後Radioheadの「High&Dry」を披露。
Water Screenエモすぎた。
なんなら選曲からしてもう結構鋭いとこついててエモい。
加えてエルレのギタリストとホリエさんでコラボしてentの曲っていう背景で既にもう限界突破するレベルでエモい。
それに彼らの奏でるメロディがもうそれに輪をかけてエモさが。。
上記のウォーズマン理論により原曲の100万パワーのエモさがこのとき1200万パワーまで増加したと思われる。
この日のライブ音源版どっかで手に入らないですかレベル。
いやーよかった。

「High&Dry」開始前のホリエさんとウブさんのやり取り
ウ「もう一曲(やるんだっけ)?」
ホ「ほら、俺ら、UKおじさんだからさ」
ウ「あれか!(`・ω・´)エア(ホリエさんを指さす)
ってのが微笑ましかった。
ああいう「同世代親友バンドマン同士のちょっとした会話」みたいなやつだいすき。
こういうこじんまりとしたライブハウスで、アットホームな雰囲気のライブやってると、ウブさんもあんな感じで話すんだよな。
ナッシングスだとあんまり喋らないので貴重な経験な気がする。


後半

前半同様、微妙な変更はあったが、基本的にはメンツは

  • ひなっち+松下マサナオ
  • 社長
  • タブゾンビ
  • 別所和洋
  • 大山純
  • 柳下"DAYO"武史
  • DJメイとシュータ
  • 村上ポンタ秀一

という感じ。

OJといえば、前半演奏中にギターケース背負って普通に観客席横切って楽屋入っていったのを見た。
専用の裏口とかねえんだなあそこ…
前半始まる前のMCによれば「OJはギターケースをリュック代わりに使てる」とか。
「高校生かよ!」とか突っ込まれてたのが面白いw

後半パートは前半パートに比べてフリーセッションが多かった、というか9割がたフリーセッションだったイメージ。
その中でもOJのソロの見せ場が多いのなんの!
ウブさんとかですら短いソロが2回あったかないかくらいなのに、OJは長めのソロが3回くらいあった。
テナーのときにはない、制約なく自由に伸び伸びとギターを弾いてる感じが伝わってきたように思う。
VANISHとかFreezingの間奏でガリガリやってるのは記憶に強いが、ああいう感じのギターソロもっとやりたいのかなあ~って感じた。
ナッシングスだと基本的にウブさんの見せ場用意されてる(っていうかそれ目的に作ってる曲がある節すらある)からね、その対比は確かに感じる部分がある。

タブゾンビ氏は後半のトランペット担当だが類家氏と比べて全然ほっぺた膨らまない。
いやむしろあれだけ膨らむ類家氏がもしかしたらおかしいのかもしれない。
ここまで書いてそんな気がしてきた。

柳下さんが真っ黄色のTシャツ着ててマサナオさんに「24時間テレビにしか見えない」ってイジられてたのは面白かったなw
そういわれるまでそんな印象なかったのに、そういわれてからはそうとしか見えなくなった。
印象変化ってすごいね。

柳下さんのギターは、良い意味で「いつ聴いてもスペアザ」だなあ。
奏でる音だけではなく、彼の存在感等、全体的な雰囲気が総合してスペアザを示しているというか。
一瞬彼のギターソロあったんだけど短くてあんまり聴けなかった。
もうちょっと聴いてみたかった感はあるなあ。

別所和洋さんってYasei Collectiveから離脱した人だったんだね。
この日マサナオさんがしきりに「EX Yasei Collective」って(EXを強調して)言ってたのはそういう理由だったのか。
以前ナッシングスと対バンしたときにはもうすでに3人体制で、当然彼はいなかったからメンバーって印象があまりないが。
彼はマサナオさんに「今日のライブで唯一こいつが俺より酔っぱらってる」ひなっちからは「酔っぱらいすぎておにぎり食うというわけのわからないシメ方をしている」とか散々な言われようw
確かに酔っぱらいすぎて目が座ってる感じはしたけどな…
どうでもいいけどこの人ジャングルポケットの斎藤に似てるなと思ってみてました(そうでもない?)
■ジャングルポケット斎藤



■別所和洋



こうしてみると似てないな…
ライブのときは似てるように見えたんだが…

村上秀一さん、名前は聞いたことあったけど生で見たのは初だ。
すごいドラマーってイメージしかない。
実際そうなんだろうけど。
「伝説の人」オーラがすごかった。
あんまり知らないとこの辺の感動にも乗り切れない無知ゆえの悲しさ…
というか俺からすると最早ひなっちとかのが「伝説の人」になりつつあるんだけどな!

最後のほうで出てきたDJメイとシュータ、特にシュータ君のほう(マサナオさん曰く慶応ボーイ)、ギターうますぎてむしろ引いた。
なんだ彼ギターうますぎじゃね?
あのイケメンで慶応でギターうますぎとか反則じゃね?
人生何週目だよ??

アンコール、最後はシンプルに(原点に立ち戻って)、HH&MMとして二人でのフリーセッション。
やっぱかっこよかったな。
あれ即興であそこまでの表現できるのってすごいよね。
超絶技巧と言わざるを得ない。


おわりに

しかしまあ、思い返すにスゴイメンツですよね子の日のメンバー。
ホリエ、ひなっち、OJ、生形、全員武道館マンパンにしたバンドマンですよ。
そんな人らが下北沢のこじんまりとしたライブハウスに大勢集まってフリーセッションとかしてるって冷静に考えて凄いっていうか異常事態ですよ、もう。
もしかしたらこの日のチケって結構取りづらかったのかな?
奇跡の抽選当選だったり?
なんか普通にチケ当たっちゃうとその辺の事情に無関心になってしまう。。

実は4月某日に閉店直前の町田ノイズに行ってきたんですよ

 

 



別にひなっちが来てたわけでもなんでもなくて、本当にふと立ち寄っただけなんだけどね。
ビールと明太トースト食って、ついでに1000円寄付して帰ってきた。
ビールと明太トーストはともかく、1000円寄付って今にして思うと「何があったんだ?」って感じだな。
始めてきた町田のジャズバーで思い入れなんてなんもないのに、1000円寄付って!
でもいいんだ、これは、ひなっちというスーパーベーシストに対する思いの表れでもあるんだ。
ノリともいう。
そうとしか言わない ともいう。
実際結構1000円札(っていうか5000円とか)入れてる人いたからな!いいんだよ別に。
何にせよ、ここで行かなかったからおそらく閉店するまでに行けなかっただろうから、このタイミングで行けてよかった。

今回のライブ(Noise Fes)に出演しているアーティストも、皆ノーギャラで出演してくれていたらしい。
あの大物アーティストら全員ノーギャラで!!
愛されてるなあ、ノイズ。
全然知らないけど、こういう愛されてるライブの場所は失くしてほしくないもんだな。
無事に移転できますことを!