【ストレイテナー】【THE BACK HORN】【ACIDMAN】THREE for THREE@Zepp Tokyo


いってきたぜTHREE for THREE!!

 



 

ストレイテナー

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Melodic Storm
シーグラス
VANDALISM
瞬きをしない猫
TRAIN
SIX DAY WONDER
スパイラル
DAY TO DAY
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うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
VANDALISMううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう

ってかんじ。
まじで!!
これやっちゃうかよこのライブで!!
武道館でも圏外、テナマニですら外れてたのに(;´Д`)

シンペイさんのドラム始まった瞬間にまさか!?と耳を疑ってしまった。
そして疑いようもなくVANDALISMだった。
素晴らしい。
これ聴けただけでもライブに来た価値があるといっても過言ではないくらい素晴らしい収穫をした。

多分VANDALISM聴いたの2011年のLONGWAYのツアーのとき以来だな…
約8年ぶりか…
もうここまでくると「ライブ初聴き」といっても過言ではないだろう…
いきなり8年前のシステムの保守しろっつわれたら「いやしらねえよww」ってなるもんね。(8年前じゃなくても同じかw)

あと「TRAIN」ね。
開始直前のドラムカウントがずるいww
あれは突っ込んじゃうよ!!
前方3~4列目付近で見ていたがこのとき起きたモッシュで前方カオスになる。
ナッシングスのときと違って人口密度がはるかに多かったためモッシュの圧もすさまじい。
久々にテナーであんなに暴れられた気がする。
あれは本当に楽しかったなあ~

「猫」も久々に聴いた気がするな…と思ったけど幕張で聴いてたらしいw
まあでも5か月ぶりになると忘れてしまうわなあ…
その間がっつりしたワンマンもなかったしな…

あとどうでもいいけど「メロストのラストの部分(Blow!The Melodic Storm)で腕を上げてるのが年々つらくなる」に関して同世代のフォロワーさんと終演後に同意できたのがすごい嬉しかったw
まじで年々きつくなってるんだ…
四十肩とかいうやつの片鱗を感じて恐ろしい。
そのうち腕を上げることが困難になっていくのだろうか…

余談なんだが、メロストのラストの、あの「一体感のある感じ」(?)って、割とここ数年で確立してきたライブスタイルな気がするのよね。
7~8年くらい前とかって、「良ければ歌ってください!」みたいなノリもなかったような…
まあ個人的には昔からやってたけどwみんなで一斉にやるんだぜ、みたいなノリってここ最近な気がする。
ライブスタイルの変化を勝手に感じている。
これ程昔からライブの実情体験してるのはテナーだけだからなあ。
そしてこうやって書いてて「ここ数年」を「最近」と無意識に表現していたことに自分の加齢を感じてしまってならない(;´Д`)

「SIX DAY WONDER」開始前MCで、ホリエ氏「この曲が一番好きな大木君、と見せかけて栄純に送ります!w」
→ステージ脇で見ていた大木先生が壮大に突っ込みするという流れを見た。
面白いw
ここだけじゃないんだけど、各バンドの公演の時、ステージ脇から他バンドのメンバーが顔をのぞかせていて、「みんなで楽しんでる」感があってよいなと思いました。

ここに限った話じゃないし、なんならテナーだけでもないんだけど、ホリエさんが最初のほうのMCで、「すごい気が楽」って言ってて、本当に仲の良いバンド仲間同士なんだなっていうのを強く感じた。
バクホンもACIDMANも、テーマ性のあるワンマンなんかと違って、どこかいい意味で気が緩かった。
仲のいい友達同士で、好きなライブを、好きなままにやってるっていう感じがして、あの「緩さ」はとてもよかったな。
こういうライブはとても良い。
また是非ともやってほしい、まじに。


 

THE BACK HORN

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コバルトブルー
コワレモノ
夢の花
未来
シンフォニア
Running Away

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いきなり「声」!しかもその後「コバルトブルー」!!
殺す気か!!

ってかんじ。
まじで!!

「声」開始直後のモッシュというか人民大移動がすごくて、もともとテナーのときにOJ側で見ていたので、どちらかというとステージ向かって右側のほうだったんだが、このときの人民大移動で一気に中央まで移動、ほぼまさしが目の前にくるくらいの位置にまできた。
「声」はまあスゴイ威力を持った曲であるのは間違いないが、この後続けざまに「コバルトブルー」来たもんだから連続の高圧モッシュですごいカオスになった。
まじに圧がスゴイ。
このときばかりはちょっと呼吸困難になりかけた。
たまにライブでぶっ倒れる人いるけど「このまま続けるとマジ倒れるかも」って感覚が一瞬あったのは覚えている。
おそらくこのときの、というか3バンド通してバクホンのモッシュが一番すごかった。

「コワレモノ」のときの「神様だらけのスナック」はみんなちゃんと揃ってたなw
みんな思い思いのTシャツやらラババンやらタオルやらで臨んでたけど、ちゃんとした(?)バクホンファンなんだな、と感じた。
それと「360度が顔面で」ってときに山田将史が本当にくるっと360度回転してて面白かった。

最初のほうでコバルトブルーが出ちゃったので、逆に言えばラストは間違いなく「刃」になるなと予想はしていたが、「刃」に至るまでの後半の盛り上げポイントがどれになるかは期待のポイントだった。
今回その枠には「Running Away」「シンフォニア」がエントリー。
まあでも大体この辺来るなと思ってたので予想通りw
他の候補は「無限の荒野」とか「グローリア」あたりである(これはフォロワーさんも同様でみんな同じこと考えてるんだなと思ったw)
何なら聴きたかったし「青くうぅぅぅ~光るうぅぅぅぅ~~」とか叫びたかった感はあるけどまあ大丈夫っす、代わりにRunning Away叫びました、ハイ。

「コバルトブルー」と「刃」のときに数名ダイバー出ておりましたな。
一人頑張ってダイブしようとしてるやついたから脚持ち上げてあげた。
彼は無事に渡りきれただろうか?
この手のライブって、禁止っつってんのになんで飛んじゃうんや、って思ったんだけど、よく考えたら前方でわちゃわちゃモッシュしまくってる俺も同じ穴の狢なんだよな…
そういう意味だと何故かセキュリティもいたんだよなw
この辺は建前と現実だから有耶無耶にしなければならないところ。
そういえばバクホン終わりで「眼鏡落ちてませんか~」って声あげてた人いたけど(たぶん彼が数少ないダイバーの一人)あれちゃんと見つかったかなあ。

どうでもいいけど岡峰氏が長髪パーマだったせいで正直山田将史と見間違いそうになった。
まさし君は髪切って短髪になってたからまあ見分けついたけど。
「以前のライブでは二人とも長髪だったからマジで見分けつかなかった」と友人談。<br/. 2人とも似てる。

さらにどうでもいいけど岡峰氏のベースはこの日も赤く光っていたぜ(`・ω・´)


 

ACIDMAN

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飛光
ストロマトライト
FREE STAR
ユートピア
ALMA
ある証明
MEMORIES
<EN>
愛を両手に
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いきなり飛光Σ(・□・;)からのストロマ!!
突っ込んじゃうでしょうこれはあ~~~~~

ってかんじ。
まじで!!

「飛光」大好きだから聴けて嬉しい。
音源の頃から大好きなんです、これ。
フェスだとあんまり聴けないんだよねこれ。(まあそういう雰囲気の曲じゃないのは何となくわかるが)
多分SAI以来。
まあそもそもワンマン行ったのが最近ってのもあるし、そのワンマンがアンソロジーだったっていうのもあって聴ける機会が少なかったのは事実なんだが。
ACIDMANのガチ勢のフォロワーさんに聞いたら「ワンマンだとそこそこやる」んだそうですね。
今後のワンマンで是非ともそれに期待したい。

「飛光」の前のドラムの鳴らし方がなんとなく「REMIND」っぽくて、「おっアンソロの流れからREMIND来るんか!!」って少し期待しちゃった。
結果「飛光」だったわけだが、どっち来たとしてもまあカオスなモッシュが起きたでしょうねえ。

しかしACIDMANもバクホンと同じで最初の2曲の飛ばしっぷりがすごい。
正直言うとですね、最早ここまでくると結構「体力の限界千代の富士」感が出てきててですね、2バンドの激戦を乗り越えて相当汗だくの中、初っ端からこんなモッシュ必至の曲きちゃうともう、、、
例えるならRPGでいうところの、終盤でこっちに回復の暇を絶えず連戦しかけてくる大ボス連中(それの最終戦)っていうんですかね、そんな感じです。
気持ちは前に突っ込むんだけど体がどこまで付いてくるか!!という勝負。
「るろうに剣心」でいえば「精神が肉体を凌駕」する状態ですな。
精神(突っ込むッ!という強い思い)が肉体(ヘロヘロ)を凌駕したのでなんとか耐え切れました!!

「FREE STAR」も、前2曲ほどじゃないにせよそこそノリのいい曲だからね、モッシュは起きなかったけどやはり年甲斐もなくハネてはいましたねw
人口密度が高いからか、ジャンプ系の曲(?)は、周囲がジャンプしてるなら一緒にジャンプしないとむしろ危ないと感じるから何も問題はないと考える(謎の責任転嫁)

「ブラックホールに捧げます」からの「ALMA」。
実はバクホンもテナーも「ブラックホール」と名の付く曲持ってるんだよね(バクホン:ブラックホールバースデイ、テナー:Black Hole)。
大木先生は「松(松田晋二)とホリエ君がTHREE for THREEとかで盛り上がってたけど、俺はそんなのもう全然どうでもよくて、ただブラックホールが観測されたっていうことにすごい感動してた」って言ってたが(実際そうなのかもしれないけどw)なんとなくこのときの「ブラックホールに捧げる」という言葉にその辺のシンパシーを勝手に感じてしまってちょっとグッときたのだった。

バクホンの「神様だらけのスナック」のときと同じなんだけど、「ある証明」のときの「1つの証明」のときも会場全体息が合っててすごいなと感じた。
明らかにバクホンガチ勢と思われる人(バクホンのラババン3つ装備してる人とか)もあの時ばかりはACIDMANの人だったのかと思うと胸が熱い。

「ある証明」ラスト入る前の「声上げろー!」、勿論大声あげて力の限り精いっぱいシャウトしたんだが、途中で何故か腰骨が異様に痛くなるという異常事態を検知し最後まで声が続かなかった。
シャウトし続けて腰痛くなるって異常事態過ぎない?
少なくとも30年以上生きてきて俺史上初の痛みの経験。
あれ以上続けていたら俺はおそらく腰骨がブチ折れて死んでいただろう。。。
そして、こんなにも関わらず大木さん俺より長く息が続いてちゃんと叫んでたからマジスゴイと思う。
まじに宇宙人なんじゃねーのか??

「飛光」「ストロマトライト」「ある証明」でも数名ダイバーがちらほら。
あと、俺の近くにいたにーちゃんがすげー頑張ってサークル作ろうとしてたのが印象的だった。
反対側や周辺を広げようとするやつがいない(要は彼がひとりでサークル作ろうともがいてる)ので不発に終わってしまうのだが(;'∀')
彼は残念だったかもしれないが、全体的に今回のライブの観客(バンドのファンら)がそういうノリに対する感心が薄い感じするから仕方ないとも思うなあ…(そもそもそういうバンド群じゃないし)

「本当は最後3バンドみんなでなんか歌おうかって話してたんだけど、ホリエ君が『それをあえてやらないのが俺らっぽくない?』って言われて、ああ、それもそうだなという話になった」というアンコ前のMCのくだりw
→ラスト写真撮影でみんな出てきたときにホリエさんが大木先生に「そのくだりまで話すとは思わなかった」と言っててマジに普通の内輪の会話だったんだなと知る。
確かになんか合唱バージョンの曲(Pyramid ACTのアンコと似たノリ)聴きたかった感はあるけど、それをあえて避けるという選択肢は確かにホリエさんの思考っぽさがある、その辺は納得できてしまう。
SIX DAY WONDER ACIDMANバージョンとか、シンクロバクホン交えてとか…そんなのをみんなで合唱するとか…ちょっと期待してしまったんだけどもw
(基準がテナーになってる時点で、まあ仮にみんなでやるとしてもこれらはないなとは思っていたがww)

大木先生、テナーのことを「長崎風情が」とか、バクホンのことを「福島から出てきてバンドやるってぇ、おめぇボーカルは福島じゃねぇってそんでもおめー福島だっぺや!」とか、2バンドいじってて面白かったw
特に福島訛りが上手w
ああいう「いじりあい」ができるのも20年一緒に生きてきたバンド仲間同士の友情なんでしょうね。

ラストの写真撮影の時、「このメンツで写真撮るの恥ずかしいね」「ほとんど全員40超えのおっさんなのにな」「アー写も正直恥ずかしかった」って各々(大木先生やひなっち)ボヤいてたのも面白かった。
あれもまた20年一緒に生きてきたバンド仲間の(ry
あと松さんが「カメラさん」って言ったのを、山田将史が「亀田さん」と聞き間違えて、それに関する変な内輪のやり取りがあって笑ったw
写真撮影前にどうでもいいことをw


 

おわりに

19時開始の22時ちょい前終了、その間3時間、水分補給もなしで立ちっぱなし、加えて要所要所でモッシュに混ざってわちゃわちゃするという、終えてみるとそこそこ過酷なライブだった。
全体的に見てみるとバクホンによる体力の消耗度が一番大きい気がするが、テナー終わりからもう結構な汗だくだったし(人口密度が高いから熱気による汗もすごい)終演後の汗だくっぷりはすごかった。
多分今年一(というか俺史上初)ライブで汗かいたと思う。
っていうか汗かきすぎてもうなんていうか「重い」のよ。
汗による不快感より重さによる邪魔感のほうが強い。
大量の汗を吸ったTシャツとタオルは最早重荷にしかならん。
終演後に外でひっそりと着替えた(っていうか着替えないとやってられん)

ちなみに帰宅後に体重計ってみたら前日比概算で1.5kgくらい減ってた。
着替えた後はこの汗だくTシャツとタオルをリュックに入れたのだが、もしこの1.5kgが全てこの日体外に排出された汗だと仮定すると、単純に1.5kgの重りが加わったのと同じ意味になる。
いろいろやべえ。。
今までのライブ後の体重減少って個人的にも0.7~0.8kgくらいだったんだけどそれの2倍くらい汗かいてるってやばいし、そもそもそんなに水分排出されて人間って大丈夫なんか?
…と思って調べてみたら「体重のおよそ2%の水分を失うとのどの渇きを覚え、運動能力が低下する」と書いてある。
大体体重76.5kgくらいだから、計算すると1.53kgになる。
ピッタシ!
なるほど、あのときのライブ終わりの状態が「のどの渇きを覚え、運動能力が低下」した状態か…すごいぴったし言い当ててる気がする。
あのときの体内感覚を覚えておこうw

しかしまあ、今回感じたのは、「思った以上にみんな3バンドともガチ」なんだなということですね。
転換のときとか、まじで誰も動かねーんだもん。
(微妙に便所行くとかで出ていく人はいたけど)
まあ最前列エリアで言えば、動けるほどの隙間がほとんどなかったというのも理由にはあるかもしれないが。
逆に言えば、あの最前エリア、一度出てしまうとおそらくもう最前に戻ることができないから、出られない(出たくない)という心理が働いていた可能性もある。
その辺のいろんな事情や心理が働いた結果、人が満員のぎゅうぎゅう詰めの最前エリアで蒸し焼き状態モッシュで汗だく3時間ってのはやはりなかなかしんどいモノがあったな。。。
すごい楽しんだ分、終わった後の疲労感はやばかった気がする。

今回は、初っ端鍵盤あったことから、先鋒テナーっていうのだけは事前にわかってしまったけどw転換時にならないと次バンドがわからないというのは、このてのライブの面白いところなのでは、とも思っていたりする。
フェス形式だと基本的にまずタイテありきだから、どういう順序で出るのか事前にわかってることが前提だからね(それをもとに当日の行動を練るという流れだから思考が「ライブ」とは違うのだ)
今回、平日開催だったこともあって、終わりが22時近くなってしまったが、土日とか使って転換ももっと時間もって行って、3マンといわずもっとバンド呼んで、全体的にゆったりと長めのゆとりあるライブを…
とか言ってると最終的にはただのSAIになってしまうんですけどね。
(SAIはSAIでまたやってほしいんだけどw)
山田氏が「また東京でTHREE for THREEやるから!」と言ってくれたけど、そのときの言い方が「もうすでに企画している」ことを匂わせる(「今言っていいのかわからないけど」という前置きがあった)ものだったので、否応でも期待してしまう。
次はツアーになるのかフェス形式か?はたまた単発の3マンか?それはわからないけど、今回、ものすごく楽しかったから、是非とももう一度やってほしい。

終演後に友人とカンパイ



観覧車の前で「ともだち」の真似をする俺氏