【Nothing’s Carved In Stone】”BEGINNING”@豊洲PIT


いってきたぜNothing's Carved In Stone "BEGINNING"@豊洲PIT!!


 


 

セトリ
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Bog
Spirit Inspiration
Moving In Slow-motion
Rendaman
Cold Reason
YOUTH City
Brotherhood
Silent Shades
Pride
Diachronic
シナプスの砂浜
青の雫
Milestone
きらめきの花
Isolation
Out of Control
Like a Shooting Star
Idols
Shimmer Song
Same Circle
<EN>
Sleeples Youth
BEGINNING(新曲)
<EN2>
In Future
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開演前、ステージにはMirror Oceanツアーファイナルで見たような薄膜が設置されており、もうすでに何かが起こる予感が満載。
開演すると、いつもの登場SEではなく、2009年から現在2019年に至るまでの彼らの活動映像が薄膜に投影され、「始まりの日」のライブを大いに盛り上げる。
こういう演出、武道館のバックステージに4人をバーッとでっかく表示するのもそうだったけど、ナッシングスは結構気合入れて良クォリティの用意していて素晴らしいと思う。
あの映像だけでいいからYou Tubeとかに流してほしいくらい、まじで。

映像の終わり際、ステージ奥から照明が照らされ、4人の人影がはっきりとわかる形で映し出された直後、薄膜が外れ、そのままBogが流れてスタートというアツイ展開!
アツすぎるぜ!
まさかBogを最初の曲に選んでくるっていうのは正直予想していなかったがあの映像演出からの入りにはとても相応しい曲だったと思う。

Bogはギターアレンジがかかって原曲とは違う雰囲気を作り出していたうえ、Cメロ部分が日本語歌詞になるという+αのアレンジ付き!
2週間前の恵比寿じゃそんなの一切ださなかったのに!w(まあ裏で練習はしていたんだろうけど)
恵比寿のときにサビのタイミング大きく間違えたのはそういうのも背景にあったりするんだろうか??
最初の曲のBogがそんな感じでアレンジされていたのでもうすでにこれが音源でほしくなる始末だった。
せめてこの日のライブ映像化してほすぃ。

ここまでは隣にフォロワーさんいるところで聴いてたんだけど、この後Spiritのイントロ流れたところでなんか脳汁がおかしな出方したのか我慢できずに前方突っ込んでしまったw
でも柵に阻まれてそんなに前いけなかったという(;´Д`)
情けネエ。。
否、もったいなかった。
いつもなら、「登場SE鳴ってる間にしれっと前方にめり込む」というのをやってるのだが、今回の開演前演出が上述したような特別映像だった都合上、見入ってしまってめり込む機会を逃した。
ナッシングスはそこそこ前方がわちゃつくのが魅力だと思っており、それに混ざりたかった感はあるため、できなかったのは残念。
このため先に一緒にいたフォロワーさんからはそこまで離れていない位置で見ていることになったので、俺の後姿はフォロワーさんからは丸見えだったらしく、年甲斐もなくハネてるところとか恥ずかしい姿を見られてしまっていたようだw
(しかし、後ろ姿見られるってのは恥ずかしいなw)

「きらめきの花」の通称「きらめきワイパー」、あれ今回ひなっちや拓さんが結構早めに煽ったのもあってか、みんなサビ前に振り出してたねw
あれは面白かった。
みんなフライングで振り出してて、「気合入ってんな~」と感じた。

「Isolation」以降はおそらく定番の終盤に向けたラストスパートテンションあげあげ(?)ゾーン。
アイソレの盛り上がりは今回一際大きかったように感じる。
後方で見てる限り、リフトしてるやつが5人くらいいたし、その後の流れで無理やりダイブしてる人もチラホラ。
アイソレやNovember 15thでのダイバーはそこそこ見かけるけどリフトしてるやつはあんまり見かけない印象だった(単に見てないだけで前からいたんだろうが)から新鮮だった。
観客のこのライブにかけているアツイ思いみたいのを感じた。
まあ単にトビたかっただけのやつが大半だろうがw

あとこのアドレナリンが右肩上がりにあがっていく中で「Idols」挟み込んでくるのはずるい!w
「気合入れて飛べー!!」とか煽っちゃうもんだから、そりゃもう年甲斐もなく気合入れて飛んじゃったよ!(30代男性)
ふくらはぎ辺りが筋肉痛です。
ライブ後は大体いつものことだが。

このラストスパートでの前方のわちゃつき具合は、後方で見てる分にはそこそこカオスで、「あー混ざりたいなあ~」とか考えてて若干寂しさがあった。
まだ若いってことかな?
とはいえ、メロコアとかパンクによく行く友人曰く「ナッシングスは平和」とのことだがw、まあ、そりゃそうだろうね。
行ったことないけどパンク系のフェスとか暴れすぎてて近寄りがたい。
あれはもっと元気のある若い衆が行くところなのじゃろう。
僕にはとてもできない。
個人的にはナッシングスくらいのモシャモシャ感がちょうどいいんですよね。
モッシュやダイブの規模や強さだけでライブやバンドの良さを語ることはできないからなあ。

新曲「BEGINNING」はとてもかっこよかったです。
相変わらずもうメロディ忘れてしまいましたが。
アップチューンなロックナンバーって感じ。
ああいうの待ってたんだよ!!っていう気持ちは強い。
Like a shooting starのPV初めて見たとき「やっべ、かっけえww」って感じたが、感情の起伏具合はあのときのそれに近いものがある。
あと、聞き間違いかもしれないけど、歌詞の中に「銀の月」という単語が出てきたように聴こえて、「Silver Sun」との対比を感じて一瞬勝手に一人でエモくなっていた。
基本的に日本語詞で構成されていたのも耳障りの良さに拍車をかけていて良い。
音源発売が待ち遠しい!

「ダブルアンコの予定はなかった」とのこだったが急遽出てきてくれて、「ハンドマイクの曲がいいな。何がいい?」と拓さんが言うもんだから会場から「In Future!」の声が。
そうだよね。俺もまずそれしか思いつかなかったからね。
でもよくよく考えるとこっちのリクエストに応えてくれる絶好の機会だったんじゃないか?という気はして「そこにIn Future持ってきて本当に正解だったのか?」は重要な問いのような気はしている。
といいつつ、他があんまり思いつかないな。w
Poison Bloomとか?

そして「予定なかった」と言ってた割に演奏や照明も含めてまじで完璧な演出でしたねIn Future。
これ絶対練習してただろ~!?って思うくらい完璧だった。
照明のビーム効果とか、即席で出来んのあれ?準備してなきゃできなくない?って感じ。
本編セトリの一つかと思うくらいだった。
あれバンドメンバーは勿論だけど現場スタッフとかも本当に即時対応したんだとしたらスゴイなと思う。
ひそかにダブアン用の準備してたとしか思えんのだ。

「In Futureは撮影OK」と公言したためみんなケータイ出して動画撮影。
後ろから見てるとほぼ全員がケータイをステージに向けてて何か「異様な光景」だった。
またとない機会だからやりたくなるのもわかるが、ああもみんな同じ行動とってると何か恐ろしさすら感じるな。。
撮影するより曲聴くのに専念しようと思ってたから俺は撮影しなかった(し、たぶんフォロワーさんの誰かが撮ったのあげてくれるだろうと思ってたから自分で撮るのはやめたw)
実際ライブ後には大量の撮影動画があがっておった。
「いいね」でフラグつけて後で全部見させていただきました。w
ありがとうございます。




あんまりMCしない(特に本編では必要最低限しかMCしない節がある)のがこのバンドの特徴の一つだとは思うけど、この日の終盤の拓さんのテンションはなんかちょっとおかしかったね。<br/ いつもの拓さんっぽくない感じがした。
なんかすげーケラケラ笑ってるし「なんかヤバイ薬でもキメてんじゃあないか?;´・ω・`)」って心配になるくらいおかしなテンションしてた。
もしくは酒飲みすぎとか…(割とよく酒飲んでつぶれてるイメージがあるw)
俺がそう感じただけだろうか…
テンションあがりすぎると靴を投げるという奇行を見せる人だからこの日もそんなテンションだったのかもしれないね(靴は投げなかったけど)
彼なりの「感極まる」表現だったのかなw

一昨年の野音だったかどこだったかで、ウブさんが「今日がワンマンライブの回数140回目でちょっとキリがいいんだ」って言ってたけど、この日は何回目だったのか気になる。
まだ数えてんのかな。
(まあウブさんが自分で数えてるわけじゃないだろうけど)
この日のやつがキリが良ければ言っただろう…か?
あんまり喋らないから喋るときは印象に残りやすい。

拓さんの次に話すであろうひなっちもこの日は一言もなかったな。
アンコの時に出てきて、ロンTの袖部分にプリントされた「Nothing's Carved In Stone」のバンド名を指さしてたのが印象に残っている。
無言のメッセージやね!




今回のセトリはあまりナッシングスっぽくないマニアックなセトリだった気がする。
「Cold Reason」「Pride」「Same Circle」「Sleepless Youth」なんかは初めて聴いた!
10年前の初ライブ、「2009年2月27日に披露したという7曲をすべてやる」というコンセプトで組まれたセトリらしく、そういわれると初期の曲が多い。
当時はファーストアルバムの曲目しかなかっただろうから7曲は「Diachronic」「Isolation」「Same Circle」「Sleepless Youth」「Silent Shade」「Moving In Slow-Motion」?でもこれだと6曲しかない…
曲数少ないからなんかの曲2回やったとかなのかな?

逆に恒例?と思われる「November 15th」は来なかった。
意外だ。
前方で飛ぶつもりでいやたつ絶対何人かいたと思うんだが。w
「始まりの曲」という称号を持つ曲にもかかわらずこの日披露しないとは…意外。

あと、今年の頭にウブさんにより発表された「Silver Sun Record」レーベルの立ち上げ、あのイベントがあった以上、この日は絶対Silver Sun Raise Up Sky Highが来るだろうと思っていたが意外(?)にこれもナシ!
フォロワーさんと開始前に2人で飲みながら「絶対これ来ますね~」って話してたのに見事に外れたw
やはりナッシングスに関しては予想は外れやすい。。

とはいえ、個人的には、こういうあたりがナッシングスの魅力だと思うんですよ。
「いい意味で裏切られる」というか、「予想の斜め上をいく」というかね。
武道館のときや、この日もそうだったけど、ライブに合わせた火吹いたりエモい映像流したり等豪華な特別演出なんかはあれど、ライブそのものは、個々のライブのコンセプトをしっかり練ったうえでセットリストに反映している感じがする。
例えば武道館だとアイソレ一発目に持ってきてるけど、これ従来だともっと終盤の盛り上がりどころにもっていって場をカオス化させる定石なのに、最初のアルバムのリードトラックという位置づけからか、あえて一発目にもって来ちゃってるし(まあ武道館は固定席だったからカオスもくそもなかったがw)、今回は「10年前経った今、あえてもう一度初期衝動を呼び起こす」という名目で10年前の同日のライブの7曲をセットリストにいれてくるし。
そういうところに、決して周りに媚びたり、分かりやすい期待に応えたりせず、「自分たちがやりたいことをただ純粋に貫いている姿勢」をひしひしと感じて、そのあたりがとてもロックだなと感じる。
このインタビューでもそれに近いことをウブさんが言っていて、親近感がわいた。
どこでやろうとも、いつもと同じバンドサウンドを鳴らして、この日彼らが言っていたように、”過去最高のノリ”を更新し続けてほしいですね!




ライブ前にフォロワーさんらと合流したのでカンパイ



最初2人でカンパイしてたんだけど1人また1人と合流して最終的に5人でカンパイと相成った。
ナッシングスはテナーとは若干客層が違う(重複は多いが)のでテナーよりも「知り合いと会う」のは少ない傾向にあるが、最近増えてきた気がする。
嬉しいことですね。
といいつつも、ここでカンパイとってるうちの2人が名古屋からの遠征組の方なので、こういう大イベントでない限りはまだまだ少ない傾向にあるのかもしれない。

この日は友人フォロワーY君が好意で物販代行してくれたので、非常にスムーズに入退場できた。
1万円を超える物販の代行をしてもらえたのは大変ありがたい(もちろんあとで払った!w)
こういうとき友人がいるというののありがたみを感じる。
グッズの中ではパーカーがお気に入りです。↓



この日は終演後雨に降られたのと、平日故時間が遅くなった(ビール飲んだりしてダラダラしてたら21時半近くなっていたw)のもあってスタコラと退散。
豊洲は行きづらい上に飲み屋が近隣にないからライブ後の動きは制限されやすい。。
あの辺だとどこ行けばいいんだろうね??

豊洲駅で友人に画面BEGINNINGの写メを撮ってもらったので記念にage