【フェス】COUNTDOWN JAPAN1920


いってきたぜCDJ1920!!

 



 

はじめに

今年はいろいろ目当てがあった。
去年(CDJ1819)は目当てのバンドがいろいろ分散してしまっていて日割りに難ありという感じだった(実際テナーは見れなかった…)のだが、今年はいい感じに固まってくれたので、これはいいなと思い、早い段階からガチ目の参戦を検討した。
基本的な目当ては29日に集中しており、テナー・ACIDMAN・9mm・バクホン・マンウィズ・アジカンが全部29日。
もう29日だけで完全おなか一杯になりそうな面子。
しかし、こうした好みの面子が29日が集中する中で、the HIATUSが31日に分散してしまった。
29日の面子はもちろんのこと、ハイエイタスはなんとしてもみたかった。
このため、「ならもういっそ29-31で丸ごとチケ確保しちまえ!!」と思い立った。
このほうがチケが当たりやすいと踏んでの作戦である。
ぶっちゃけると、29日ー31日で買ったとしても、30日は全く目当てがいない状態で、実際入手する必要もなかったのだが、「テナーやハイエイタスのためなら30日一日分のチケ代など0に等しい」という正常な狂気により、最早問題視されなかった。

勿論当たり前だが、ハイエイタスが29日に位置づいてくれたら最高ではあった。
31日も最早ハイエイタスのためだけに行くことが前提になっていたため、仮にハイエイタスが31日にいたとしても、できれば他の目当てもいることが望ましくはあった。
しかしこれを吹っ切るほどの、つまり31日に目当てがハイエイタスだけであろうと、「絶対に行く」という強い決意を明らかにさせたのには理由がある。
それは10月の10周年記念ライブにおいてハイエイタスがStorm Racers等をはじめとする骨太ロックナンバーを復活させたことに起因する。
これは、長らく(恐らく2017年のBEND THE LENSツアー以降)封印されていた、ハイエイタスの初期型バンドサウンドがライブで復活したことを意味しており、ハイエイタスの古からのファン(?)にとって、歓喜狂乱するイベントであった。
しかし10周年記念ライブ(国際フォーラム)は固定席だったため、モッシュやダイブは起きるはずもなく、「せっかくのガチ曲なのに…!」と消化不良を起こしていたファンがいたことも事実であった。
こうした中、出演が発表されたCDJは、ハイエイタスのエレキセットバンド形式では10周年以降では直近で次のライブにあたり(単に「ライブ」という観点だと途中に大人ハイエイタスが入ってるのだが)、「もしかしたらCDJでハイエイタスのガチ目の曲聴けるんじゃねえのか…?」というのは誰しも安易に予想ができた。
俺自身、そうした予想を頼りに、「(これらの曲が)来る!」という予想を信じて、CDJ31日、ハイエイタスに臨むことを選択したのだ。
結果的にはこの選択は大正解だった。
これは後述する。

なお、29日は嫁と一緒に参戦している。
嫁がマンウィズが好きで、いつかライブに行きたい、とは以前から言っており、サマソニに行ければよかったのだが、「行きたい」と思ったころには時すでに遅しでチケが手に入らず。
で、CDJにマンウィズが出る、ということから「(ちょうど29日は俺も参加する予定だったし)一緒に行く?」という話で、一緒に行ってきた。
嫁は29日一日券で、俺は29-31の3日券なので、嫁と一緒だったのは29日のみだが。
加えて、嫁の目当ては基本的に29日のマンウィズONLYだが、俺は29日はそれ以外にもいっぱい目当てがおり、むしろ残念ながらマンウィズは目当ての中では結構順位が低いほうというくらいで、振り返ってみると、一緒に行ったはいいが、過半数の時間は俺の単独行動になっていた節が否めない。
まあ、あの面子とタイテじゃしょうがないよな、という思いはあるが…
これはちょっとフェス初心者の嫁には悪いことしたな、という反省はある…

あと、しいて言えばナッシングスもみたかった。
ただ今年のナッシングスは28日に位置しており、テナーが29日で、日割りとしては分離してしまった。
CDJ1718では同日だったのに…という記憶をもとにした愚痴は言えるんだが実際決まったもんはしょうがない。
ナッシングスは12月に横浜で一度体験しているというのもあるので、テナー・ハイエイタスを優先してここは28日を蹴って29-31に集中することにした。

まあ、ともあれ、今年は29・30・31で、8割がた29日に集中しており、30日はぶらついていただけ、31日はハイエイタスのみ、という前半に異常に偏った状況のフェス参戦だった。
下記に詳細を書き記していこうと思う。

12/29

9mm Parabellum Bullet

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ハートに火をつけて
反逆のマーチ
DEEP BLUE
Beautiful Dreamer
名もなきヒーロー
太陽が欲しいだけ
Discommunication
Punishment
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29日のギャラクシーのしょっぱな。
CDJ1718のナッシングスが同じ位置づけ(2017/12/31のギャラクシーのしょっぱな)だった。
その時も確か思ったのだが、「しょっぱなの時間帯だと人が少ないんだな」という感想があった。
20分前くらいに現地着いたが最前の柵に陣取るの余裕。

ただライブが始まるとモッシュ圧がすごくて人入りがどうこうとかは関係なくなった。(これは9mmに限らず他バンドもそうなんだが)
圧の強度からすると平均よりちょっと上くらい、という感想だった(これは人の入り具合にも関係しているかもしれない)が、9mmは終始激しめの曲で攻める(途中にバラード入れたりしない)ので、この「圧」がライブ中基本的にずっと継続する、というのが体力を奪っていく。
開始前は少しゆったり目で、距離をとっていた人と人の間のスペースが、しょっぱな「ハートに火をつけて」のイントロなった瞬間完全にかき消えた。
以降はもうずっと柵に押し付けられる形で延々モッシュが続く。

俺の見てた範囲だけの限定的状況なのかもしれないが、最新アルバム「DEEP BLUE」からの出典、「Beautifule Dreamer」「DEEP BLUE」は観客のノリがあまりよくない気がした。
例えば「Beautifule Dreamer」はサビで叫ぶのがツアー的には恐らく通例行事になってる気がするが、俺の周りで叫んでたやつほぼいなかった。
一方で「ハートに火をつけて」「太陽が欲しいだけ」あたりはよくノッてくる。
この辺に、客層が「ワンマン層」ではなく「フェス層」なのか、というのを感じた。

「太陽が欲しいだけ」のイントロは何か麻薬でも入ってんじゃないかと思うくらい脳内の理性がぶっ飛ぶから面白い。
始まった瞬間に「うおおおおおおおおおおあああああああああ!!!」みたいな謎の叫び声あげてしまう。
Punishmentの開始も同じだが。

今回のライブで、「Punishment」の手前に必ず持ってくる、滝さんの静かなるギターソロは最早完全に理解した。
あれ来たらエライモッシュになると思ってればいいんですね、了解です。(?)

ACIDMAN

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造花が笑う
波、白く
FREE STAR
灰色の街
ALMA
MEMORIES
ある証明
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続くテナーに備え、最前3~4列目付近で待機。
モッシュが起きてさらに1~2列前方に食い込んだが。。

アンソロ2、「創、再現」と、普段ライブであまりやらないような曲を主に取り上げて、今年ツアーを回ってきたACIDMAN。
それらを半ば無理やり?融合し、かつ普段のACIDMANのスタイルを混ぜ込んだような、よい意味で「散らかっている」セトリだと感じる。

「創、再現」では、登場SEは8 to 1だったが、今回はいつもと同じで「最後の国」。
にも拘わらず「造花」始まりは「創、再現」と同じで、「あれっそこは再現のまんまなんだ」と思った。

あと「波、白く」は完全予想の斜め上いったね。
これ来ると思わなかった、まじで。
多分ライブで初めて聴いたと思う(まあACIDMANのワンマン行き始めたのがそもそも今年からだからな…)
まさかCDJで聴けるとは思わなかったけど。
大好きな曲なので聴けてとても満足です。

造花からのモッシュで固められ、四方八方完全に人と密着状態で始まった「FREE STAR」は、サビでのジャンプがしづらくて、なんか面白かった。
みんな密着してるけど、みんなジャンプのタイミングわかってるから、同タイミングでジャンプするので、「密着しながらジャンプする」という謎現象に遭遇したのだ。
これに限った話じゃないのだが、「完全密着状態でジャンプ」は、なんというか、「会場内の無駄な一体感」みたいのがあって面白い。

「灰色の街」、ワンマンだけでしかやらないと思いきや、やるんですね、こういうフェスでも。。
すでに歌詞を全部暗記してTwitterにあげてた人もいるし、もう音源化は時間の問題なのでは!?

いつものことだが、「ある証明」は叫びすぎて、楽しいんだがきつい、いや、きついんだが楽しい、か?とにかく「きつい」を含む。w
あれ毎回、参戦して叫ぶたび、「よく声続くよねえ大木さん…」と感心してしまう。
毎回大木さんより先に果てる。。。
今後も一切勝てないと思う…

ストレイテナー

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Melodic Storm
冬の太陽
KILLER TUNE
Braver
灯り
吉祥寺
シーグラス
ROCKSTEADY
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とにかくもう、前半3曲の圧がすごいのなんの。。。
ACIDMANからの継続で最前2~3列目くらいにいたのだが、後ろからの「押し」がもうモノスゴかった。
特にKILLER TUNEのとき、俺の右側3~4人くらい隣にいた女子が「ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!」とか言っててマジで痛苦しそうな声上げてて「あっ本当にヤバイんじゃないか、あの子」と一瞬気になったが、助けにいこうにも圧がすごすぎて身動き取れないし、そもそも俺も曲に全力出してる最中だからそれどころではなかった。
KILLER TUNEのサビでは、ACIDMANのFREE STARと同じ、「密着ジャンプ」になり、これも同様の感想で、やはり面白かった。

この前半3曲の「圧」の強さには、Drawing A Map Tourにおける、「テナーにしては珍しいガッツのあるライブモッシュ」が反映されているような気がする。
今年のツアーの見どころがギュッっと濃縮された、パワーのある3曲だったと思う。

逆に言うと前半3曲以外は落ち着いた選曲というか、シーグラスとROCKSTEADYで少し盛り上がりが戻ったが、前半3曲ほどのモッシュ圧はなく、「いつものテナー」っぽい感じに戻った。
「聴き入る曲」に関してはああいうモードのほうが個人的にも好きなんだが。
まあ最前行っといて何言ってんだというのはあるが…

ステージのバックにあるでかいモニター(ステージの状況がリアルタイムで映し出される)に、シンペイさんが「映るかな?」みたいな感じで顔突き出してたの面白かった。
ホリエさんが割とまじめなMCしてるときに後ろのほうでコソコソとやってるのがまた…
ホリエさんも途中気づいて一瞬後ろ振り返ってたのが面白かったw

モニターといえば、ステージ左右につけられたでかめのモニターに、OJが演奏中にドヤ顔の顔面をドアップで見せてて、「おおう、OJもそういうことやるのか」と思った。
後でTwitterのTL見てた感じでは同じ感想持ってた人は多かったようだが。w

MAN WITH A MISSION

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Raise your flag
Get off of my way
Dark Crow
database
Take Me Under
Reiwa with.Milet
Emotions
Freak It with.東京スカパラダイスオーケストラ
Remember Me
FLY AGAIN
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嫁と一緒に、中間付近で参戦。

嫁はサークルモッシュ等の発生を懸念しており、それを避けたかったようなので、周辺のライブキッズの密集度等から、「多分この辺は平気」と思った位置で待機しており、結果的にこの予想は正しかった。
最初嫁とみていた場所の右側5mほど隣のところで、いかにも「ライブキッズ」って感じのやつがサークル仕切ってて、少し右にずれていたら巻き込まれていたな、という状況だった。
まあ俺は普通にガチンコでそのサークルモッシュに参加していたのだが。。。

Bメロに合わせてサークル広げて、サビ突入と同時に中心に向かって全員で突っ込んでいきぶつかる、という、スタンダードなサークルモッシュで、これはこれで楽しいのだが、完全ワンパターンでこれしか起きないので、最終的にちょっと物足りなくなってしまった。
Take What U Wantとか、テンポの速い曲が来るとサークルダッシュみたいのも起きる気がするんだが、今回それなかったからなあ。
あとEmotionsのラスサビで、サークルモッシュしていいんだか悪いんだかわからない連中が結構いて、それまでと比べて少人数モッシュになってたの面白かった。。
ここまで来て何の遠慮やねん、突っ込めや!という感想w

「スペシャルゲストを呼んでいます」からのMiletはぶっちゃけ想定してなかった。
直前のコマがスカパラだったから、「スペシャルゲスト」と言われればそりゃもうスカパラしかいねーだろ!と思ったらMiletで、これには恐らく会場内の多くのメンバーが「そっち!?」と思ったことだろう。(実際隣にいたやつそんなこと口走ってたw)
でも「Reiwa」はDark Crowのカップリングで入ってる曲で、これライブで聴いたの初だし、多分今後も聴く機会ないだろうな、と思うと役得だったかもしれない。

そういう意味だと新曲の「Dark Crow」もそうだな。
ライブで初めて聴いた。
この曲でもサークルモッシュしてた連中が相変わらずいたが、個人的にこの曲、サークルモッシュする感じの曲に感じない。
なのでこの曲に関してはサークルモッシュする連中を横目に基本姿勢(?)でライブに望んでいた。
ジャンプして腕上げてるだけでよくないかなあ…
(まあ個々の感じ方によるので何とも言えないがw)

「もう一組スペシャルゲストを呼んでいます」と言われた瞬間に、「今度こそスカパラ!!」と思ったら、当たってた。
これも会場内みんなが同意しただろう。w
サマソニで「ライブで一緒にやるのは初」と言っていたFreak It、そういうこと言われると「そんだけレアなのかも」と思ってしまって、もう二度と聴けねえんだろうな、と思ってたら、意外にここでも実現して役得だった。
同行していた嫁的には非常に良かっただろうから、ありがたいことです。
もともとスカパラの枠はホルモンがいて、ホルモンが参加できなくなって急遽スカパラが入った、という経緯があるので、それがなければ恐らくマンウィズの今回のセトリにFreak Itが入ることもなかったんだろう。
むしろFreak Itをやる目的でわざわざスカパラ呼んだんじゃないか説すらあるのではと個人的に思っている。
まあ実際のところ、スケジュールの都合とか、いろいろ調整あって呼べただけで、Freak Itは「ついでだからやろう!」っていうくらいなんだろうけど…

次に控えるバクホンと時間被っており、たとえ全部でないにせよバクホンは見たいとは思っており、抜けよう抜けようと思っていたのだが、抜けるタイミングを逸ししてしまい、結局ほぼ最後までいた。
FLY AGAINの1番サビまでいて、走ってCOSMOのほうに向かった。
Remember Meで抜けようかな…と思ったんだけど「ここで抜けるのも少し勿体ないな~」と思って、次FLY AGAINが来てようやく「抜ける」決心がついた感じだ。
まあ正解だったと思う。
でもこういう忙しないのは、やはりなるべくなら避けたいもんだな。。
見たいアーティストをフルで見れるというのは重要だ。
タイテ被りがないに越したことはない。

THE BACK HORN

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心臓が止まるまでは

シンフォニア
果てなき冒険者
コバルトブルー

太陽の花
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上述した通り、参戦は途中から。
マンウィズのほぼ最後で抜けて参戦した。
今回、バクホンはCOSMOで、テナーやACIDMANもいるギャラクシーじゃないことに個人的に違和感があったが、マンウィズのいるEARTHのすぐ隣、という立地条件が幸いして、割と序盤から参戦できたので、結果的にはよかったかもな、と思っている。
(ギャラクシーだと、アースのほぼ真反対なので移動が大変)
ちなみに「心臓が止まるまでは」を聴けていない(セトリ調べて後から知ったが、これ聴きたかったな…)

途中から、なのだが普通に最前に行けた。
超余裕で最前まで入り込めたのでむしろ拍子抜けしてしまった。
まあどのライブにおいても、人が集中しているのは最前付近のごく一部ということなのだろう。

途中参戦して最前エリアに移動したのと同時くらいに「声」が始まって、そのままモッシュで一気に最前に突っ込んだ。
ステージはCOSMOだったが、モッシュ圧は他に負けない同レベルの、むしろそれより強かったと思えるパワーがあった。
バクホンはこういう燃える展開が面白い!し、アツイ!

コバルトブルー、刃、で終わりかと思ったら、そのあと続きがあって「おいおい、殺す気か!?」と思った。
コバルトブルーと刃でのHP消費量は毎回半端ないので、続きくると予想だにしない攻撃くらったみたいなと思いになってしまうw
さすがにこの2曲ほどのモッシュ圧はなかったが、みんな同じ思いだったのかな?w

山田将司の喉の不調は気にしていたところだったが、ここで聴いていた感じでは、完全復活していたように思えた。
少なくとも不調を抱えていたようにはまったく聞えなかった。
ただそのあとのツイートで、また何かのライブの出演を延期したようなので、完全本調子ではなかったのかもしれない。
それでも全身全霊で歌ってくれた(ようにしか見えない)のには感謝しかない。
ゆっくり&しっかり休養して、完全復活してから、またライブに戻ってきてほしい。
いつまでも待ちますよ!

ASIAN KUNG-FU GENERATION

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クロックワーク
Re:Re:
Standard
荒野を歩け
今を生きて
君の街まで
暗号のワルツ
サイレン
ブラッドサーキュレーター
ソラニン
リライト
ボーイズ&ガールズ
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バクホンと被ってるので参戦は途中から。
「クロックワーク」を聴けていない。
Re:Re:のイントロあたりで合流できた。

フェスの割に役得セトリだな、というのが総合的な感想である。
「暗号のワルツ」と「ブラッドサーキュレーター」はライブで初めて聴けた。
まさかCDJで聴けると思ってなかった。
骨芋とかですら聞けてないのにw

リライトの間奏で「芽生えてた感情切って泣いて…」を、最終的に無音に近くなるまで続け、「これ年越しまでやってたら怒られるかな」とか言って突然MCしだしたのは面白かった。
BGMで続けててほしいところだがw
その流れで
「ずいぶん前、うちのマネージャーが、ちょっと持ち時間過ぎただけで超絶怒られた。大人が大人を叱ってるのを見ると、すげーへこむ」
と言ってて会場の笑いを誘ったが、これは今だから笑い話にできるネタなんだろうなあ。。

「今年あったいろいろな嫌なこと、鬱憤とかを、全部ここに置いていくような勢いで歌おう。拾いきれなかった分はZOZOが回収してくれるから」
というMCは面白かったが、何よりそのあとの、そのMCが会場全体に隙間なく完全に浸透したと思えるような、会場全体での「消してえええええええええ!!!」大合唱は感動モノだった。
フェスのゴッチのMCって基本的に「好きに楽しんで」しか言わない(言い方がちょっと違うだけで基本全部これに尽きるw)イメージなのだが、「年末」というフェスの特性に焦点をあてて、そのテーマに特化したエモいストレートなMC聞いたのは初めてな気がする。
こういうMCもするんだな、ゴッチって、っていうのを再発見した出来事だった。
あの大合唱はとても良かったので今後も続けてほしい。
まあ理由にするためのネタが作りづらいライブやフェスもありそうだが。w

アンコがあると思ってしばらく待機していたのだが、なかった。
アースのトリだと普通ありませんっけ。。
でも調べた感じどの日もやってないっぽいなあ。

その他

  • スカパラをチラッと見た。
    まさかダイスケはんとナヲが出てきて、しかもそのままメガラバやると思わなかった。
    ホルモンが欠席することはだいぶ前から伝えられていたが、それでもなおホルモンT着てたやつは一定数いたし、フェスにおけるホルモンの存在感は大きい。
    そんな中、聴けると思っていなかったホルモンの曲を、限定的ではあるが、こうした形で披露されたことに、歓喜狂乱した人は多くいたと思う。
    中間くらいで見ていたらしい嫁が、「メガラバのときに前方にすごい勢いで人が突っ込んでいってた」と言っており、それを物語っているな、と思った。
    俺は最後方でビール飲みながら見ていたのだが、近くにいたライブキッズが「やっべええ!!前行きてえー!!」って叫んでて、「ああ、気持ちわかるぞ…」と思ってみていた。

    メガラバより前の、別の曲の時に、フォーリミのGENちゃん?も呼んでたが、メガラバで完全に持っていかれた感があり、ぶっちゃけGENちゃんの存在感がかすんでいる。
    メガラバは嬉しいイベントではあったが、同時にフォーリミの人は可哀そうだな…と思った。
  • HYDEをチラッと見た。
    出てきたとき、仮面被って拡声器持ってて、「FACTじゃねーか」と思ってしまった。
    参考:https://www.youtube.com/watch?v=N-e-uoy1-20
    彼登場時は毎回こんなんでしたっけ?

    ぶっちゃけ曲は知らないのが多かったが、サークルダッシュしてる連中とかが遠目で見えて、ノリがいいな~とは思っていた(のんき)
    VAMPSの曲かな?
    あと、NANAの曲をやってくれたのは意外でビビった。
    俺は途中で抜けちゃったけど、HONEYやったみたいですね。
    聴きたかった~
  • 9mmでオイオイしまくったり、ACIDMANの「ある証明」で頑張りすぎたり、テナーのキラチュンで年甲斐もなく「ja ja!!!!」とか叫びまくったり、マンウィズのRaise Your Flagやdatabaseでシンガロングしたり、アジカンのリライト大合唱に全力で参加したり、…と、声を張り上げることがやたらと多くて、喉がかれた。。

 

12/30

ぶっちゃけるとこの日は目当てがいないので、夕方頃フラッといって混む前に帰ってきた、という感じ。
見たのは以下

  • 木村カエラ。ライブでは初めて見た。うっすらと、柏倉さんいるんじゃねーかなーと思って期待して行ってみたらいなかった、という。
    初めて見たが、昔の曲をいろいろやってくれて楽しめた。
    「リルラリルハ」「A winter farly is melting a snowman」「Jasper」「Magic Music」は役得だったな。
    「リルラリルハ」なんかは超久しぶりに聴いた。
    昔のVodafone時代のCMの曲だろ、これ確か…

    MCでしゃべってる感じ、根本的なところはSakuSakuの時代から変わってないな、と思った。
    勿論、テレビ番組の出演者とライブパフォーマンスとでは、立場がまるで違うので、完全に一致はしてないのだが、芯になってる部分には同じ色を感じた。
    どこかフワッとしてるようでもあるが、しっかり伝わる話し方というか、親しみやすい態度をしていて、相手に安心感を与えるというか。表現が難しいのだが。
  • NUMBER GIRL。2019年、奇跡の復活を遂げたバンド。
    ぶっちゃけるとそれまでまるで知らなかったが(アジカンのN.G.Sでチラッと名前聴いたことある、という程度)、その分、「ここで見とかないと恐らく今後二度と見るまい」と思うと、この機会に見るしかないと思った。
    「透明少女」を聴けたので満足だ(これしか知らない…)

    開始前の向井氏の「幕張…たまには女とまぐわれ」が(少し違うかも、うまく聞き取れなかった)ドス聞いてて面白かった。
    同じ眼鏡ボーカルキャラでもアジカンとは全然別物だな、と感じた。
  • BIG MAMA。
    曲は以前から知っていて、いくつか音源も持っているのだが、ライブでは初めて見た。
    ボーカルがすげえイケメンだな、と思った。
    でも彼1~2年くらい前に不倫だかなんだか、女性関係でなんか問題起こしてませんでしたっけ…と思うと何か変なフィルターかかってしまったのは否めない。

    CPXとかSleeping Beautyとか#Div/0!とかが好きなんですが、聴けませんでしたね。
    一方でSecretが聴けたのは満足。

    ライブ中、ドラムのリアドが「幕張ーーーーーーー!!」って叫んでてエモさが爆発していた。
    2020年5月で脱退を発表している中、このバンドでの残された短い時間を燃やし尽くそうとしている思いを感じ取れた気がする。
  • サカナクション。
    登場時の山口さんの一言が「北海道札幌市から来ました、サカナクションです」が、NUMBER GIRLの登場時の一言を文字ってて面白かった。

    しょっぱな、新宝島を聴いた時点でもう満足してしまいw、あとは後ろのほうでビール飲みながら、「混む前に帰ろう」と思ってそそくさと帰ってきてしまった。

12/31(the HIATUS)

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(SC)Radio
(SC)Servant
(SC)Silver Birch
The Flare
The Ivy
Thirst
Hunger
Regrets
Firefly / Life in technicolor
Silence
Lone Train Running
Insomnia
紺碧の夜に
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もうとにかく、後の3曲、ロントレ→不眠症→紺碧のコンボがヤバイ。
待ちに待っていたエモロック版ハイエイタス!!
このノリの曲を聴いたのは恐らく2年前のBEND THE LENSツアー以来であろう(不眠症は結構やってるけど)
10周年記念ライブのラストで、Storm Racersが復活した時点で、このノリの曲が囲碁のライブで復活することは、なんとなく予感できていたが、「もし来なかったらどうしよう」という一抹の不安も抱えつつ、CDJに賭けて参戦して、本当に良かったと思った。
Storm Racersはなかったけどw、でもその復活の兆しが実際現実になったことを、まずは喜びたいと思う。

SCでSilver Birchをやったときと、しょっぱながThe Flareで開始した時点で、「おっもしかしたらマジで来るかも」と思っていたが、実際この流れにはまったのには感動を抑えられない。
というかそもそもSCでSilver Birchってやばいw
SCでやる曲じゃねえだろ!!という気がしてならない。
本編はどんだけ濃厚なセトリになるんだよ、という驚異的なワクワク感を感じたのを覚えている。

ロントレのイントロが流れた瞬間に会場内のボルテージがMAXまで上昇。
かくいう俺も脳の理性をつかさどる部位のネジが数本~数十本ブッとんだ。
エルレのMake A Wishもそうだが、「立ち上がりがとても静かなのに本編が爆発する曲」の、開始直後の圧倒的な期待感と、そこからくるモッシュ・リフトはスゴイ。
CDJでは(俺が見る限りでは)リフトはいなかったけど、モッシュがすごくて、もう圧死するんじゃねえかと思うくらい最前の柵に押し付けられた。
でも気持ちはわかるから全然OKだ!!
「うぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいなーーーーーーーーーーーーーーーーう!!!」を叫べたのがとてもうれしい。
これをハイエイタスの生のライブでシャウトできる日が来るとは、、、
久しく思っていなかった感覚だ。

また、途中、Hungerを含む4曲は、今年発売した「Our Secret Spot」からの出典で、今回のレコ発ツアーを部分的に再現しているとも捉えられ、ここには去年のCDJのMonochrome Film Extra Stage感を感じた。
ツアーにこれなかった人向けの配慮なのかなあ、と。
そう考えると後半3曲のエモロックの流れも10周年これなかった人向けの配慮もこもってるのかな。
いずれにしてもありがたいよね。

「Hunger」のサビで「I'm pushing for...」のときに、みんな手のひら広げて前に押し出すように腕を振る動作してたが、これそういうサビの曲だったっけか…
まあまだライブで2回しか聞いてない、ハイエイタス的にも最新アルバムの曲だけど…

MCで細美さんが
「隆史がこの前、『見てないところで頑張ってる人を見ると、自分も頑張ろうって気になれる。帰る場所を作ってくれてるって思える。帰る場所があるっていいよね』って言ってくれて。
 そんなこと言ってくれる友達、いる?(いなくない?みたいな雰囲気の語り)」
って言ってて、これは深く心に響いた。
これを聴いた会場内の観客も、会場を盛り上げるMCに対する反応としてよく行われる、わかりやすい拍手や喝采を挙げることながく、ただ言葉を飲み込んで感動することしかできなかった。
あと柏倉さん最近「泣かせ」が強くないっすか…と思った。w

この後、続けて「今年の最後がハイエイタスで良かったです」と細美さん。
この流れでは、完全に同意せざるをえまい!!
俺も今年の最後がハイエイタスで本当に良かった!!

 

写真

味噌ラーメン。
(卵かじった後に撮ったので卵が欠けている)


ピザ。


ROCK


ぴかちゅう



毎度おなじみ、アースステージの待ち合わせ場所


ばんしぼ。
テナーを終えて


29日、嫁とカンパイ。


みなとやのハム焼きと、ばんしぼ。


ハイエイタス前のエネルギー補給@アース。

 

CDJ入り口にて。
今年は入り口のでかい地球のモニュメント、ありませんでしたね


余談:
ハイエイタスがよすぎたので、31日帰宅後、ポケモンのニックネームを「ハイエイタス」に変えた。