FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE プレイ日記3
続き
ウォールマーケット
- 街の全体像が鮮明に描かれた。
個人的には、オリジナルだと真昼間の街という印象であるが、リメイクだと「夜の街」だ。
リメイク版は、エアリスの家から脱出するところからして夜なので、そのまま流れで(町の性質からしても夜のほうが映えるという理由もあり)「夜の街」として描いているようだ。
そういわれてみるとオリジナルも昼なのか夜なのかはっきりしないような気もする(画面の明るさから勝手に「昼」と認識していただけ、と言われればそうだなと思った)
基本的に他のスラム街(七番街や伍番街)と同じでゴチャゴチャしたつくりだが、雑多な飲み屋等が連なっており、他のスラム街と賑わいが違う雰囲気がある。
なんとなくフジロックとかの野外フェスの夜の風景-雨や湿気で湿った剥き出しの土の上に、テントとかで仕切られた簡易な出店がいくつも立ち並び、灯りが点々としているなかで、まだなお賑わいが止まない様-を連想させる。
こういう雰囲気は嫌いではない。 - 「コルネオの屋敷に入るために3人の推薦者のうち誰かから推薦を受ける」というオリジナル要素。
これ結局和服の女の人(名前忘れた)に推薦される流れになったのだが、どういう進め方しててもそうなるんだろうか?(それまでの選択肢に応じて変わったりする?)
ミツバチの館の人(これも名前忘れた)はシナリオ上問答無用で無理そうだったが、チョコボの人(これも名前忘れた)は、コインの選択肢次第でこの人から推薦される流れもあったのかも?と思うところもある
→ちなみにコインに関しては「表」を選んだ。その後の展開を見る限りでは「裏」を選んでも結果は同じだろうが、「やめておく」にすると「良く見破ったな」みたいな流れになったのかな、と勝手に勘ぐったりしている。
和服の女の人には1000円(普通コース)だけ払った。
3000円(一番良いコース)も十分払える金は持っていたが、なんとなく勿体なく感じてやめた。
あれ最低コース(500円?だっけ)でも話は同じように進むのだろうか? - コルネオに推薦を受ける流れで「地下闘技場で優勝する」というのもリメイクの追加要素。
今回、ゴールドソーサーまで描けない都合で、闘技場の要素をここに無理やり持ってきたのかな。
ヘルハウスが出てきたときは「あぁ~こんなやついたね~」という感じだった。
オリジナルだとただのモブザコだったよな、こいつ、確か…
まさか中ボス的な位置づけで出てくるとは思わなかったよ。
昔の画像探したらこんな↓だった
こいつは強かった、いや強いっていうより戦い方がよくわからなかった。
攻撃しても常にガード状態で全然ダメージが入らない。
後ろから殴ればよかったのかな?
結局10とか20とかのカスみたいなダメージしか与えられないまま、ひたすら殴りまくってごり押しして削りきって勝利した感じ。
苦戦というか、単純に作業ゲーっぽくなってしまってダルかったという印象である。 - クラウド推薦のためミニゲーム:スクワット。
原作より簡単だった…気がする。
初級は楽勝で勝利したが、中級は勝てなかった。
初級と中級では、ミニゲーム的に完全に別物な気さえする。(初級には×の連打とかないし)
そもそもあれ、途中でボタン表示消す必要あるんですか??(言い訳) - クラウド推薦のためのミニゲーム:ダンス。
何度か練習して臨んだが、本番はもうこれでもかというほどボタンが見えづらい。。。(まあわざとそういう風にしてるんだろうが)
観客席で見ていたエアリスから「あちゃ~」というセリフが飛び出していたので恐らく評価は悪いほうだったんだろう。
その割にはクラウドが選ばれたもんだから不思議だった。
原作の感じだと、クラウド選ばれるための条件って大分厳しい(最高のカツラと最高のドレスを持ってないと選ばれなかったはずだ)という認識なので、選ばれたのは正直意外だった。
リメイクだとシナリオ都合上必ずクラウドが選ばれるようになってるとか? - 新米ドレッサー
地下下水道
- 原作同様、コルネオの館の罠に落ちた直後でアプス戦。
こいつは発売前の紹介動画とかで見てたから、ようやくか~といったところだった。
しかしま~リアルになってますね。。。
殴りまくってたら、なんだかよく分からないうちに勝った。
戦闘後に死ぬわけではなく壁壊してどっか行ったので、「あっ今作(リメイク)版は下水道内でもう一回バトルあるんだな」と思ってたらそんなことはなかった。
そういえば開けられなかった扉が一つあったが、あの扉の先で強化版アプスと戦えるとか、そんなオチか?
ま、忘れてなければそのうち戻ってこよう。 - 「地下下水道に落っことされてアプスと戦う」というのは原作通りだが、「地下下水道」というのが独立したダンジョンとして原作に存在していたんだか忘れた。
あったっけ?あったのかもね。マジで忘れた。
とにかく、仮に原作に「地下下水道」というダンジョンがあったとしても、リメイク版ほど複雑で長い作りでは絶対なかった(仮にこんな面倒くさいダンジョンだったら絶対覚えている)。
つまりこれも追加要素だ。
まあ追加要素として広げやすいイベントダンジョンだろうな、というのはなんとなくわかるが。 - エアリスとティファで息を合わせてポンプ動かすところは2回ミスった。
これもノーミスでやりきったらトロフィー…だったりするのか?
別にトロフィーに未練や執着などまるでないのだが、「トロフィー」という概念は個人的にはゲームというエンターテイメントにおいて初体験の要素なので、妙に勘ぐってしまう。
今後もいろいろ気にするところが出てくるのだろう・・・
列車墓場
- これは原作にあったのはよく覚えているが、3マップ程度の短い「通り抜けダンジョン」の扱いだった記憶である。
今作ではボスキャラまで用意したちゃんとしたダンジョンに生まれ変わっている。
原作の扱いが本当にチョイ役だったから、ここまで作りこまれていることに対して、「ここをこんなに作りこむのかよ…」という感想である。
ここ作りこむくらいだったら、ここを丸々削って(それこそ原作と同じくらいのボリュームにして)シナリオもう少し先のほうまで詰め込むとか、してもよかったんじゃないの、という感じ。
まあ、ここに限った話ではないが… - ボスのポルターガイスト君、じゃない、名前は別にあったっけ?忘れたが、とにかくボスキャラ。
終わってから振り返ると、アプスと同様、「なんだかわからんが殴ってるうちに勝った」になるのだが、魔法使ったり殴ったりと、いろいろ戦法を切り替えて戦う目まぐるしさはあった気がする。
こういうバトルは直感的には面倒くさいし、実際昔の俺だったら毛嫌いしていただろうが、今はむしろどちらかといえば面白い(楽しめる)部類に入るから不思議だ。
原作にはいないボスキャラという新鮮さが後押ししている可能性は高いが。 - もう一匹のボス、エリゴル(だっけ?)戦。
ストライクロッドを盗んだ。
こんな序盤(っていうプレイ時間とレベルではないが)で出てくる武器だったっけ、これ…
空中に浮かんだときに、物理攻撃が届かなくなった→魔法だ→あっでもリフレクって出てる!魔法も効かへんやん!までがほぼ1秒以内に思考展開された直後、クラウドが「解除が先だ」と。
それはわかってるのだが、「しょうめつ」マテリアを付けてないのだ…
この時ばかりはしまった、と思った。
とはいってもこんなやつオリジナルにいなかったから、どんな攻撃してくるかなんて知らねえし、仕方ないけどな… - エアリスの不思議ちゃん感が顕著になるシーンが多い。
平たく言えば霊感があるってことか。
黒い幽霊みたいな存在といい、原作にはない描写なので、蛇足感が強い。
こうした設定も、エアリスのキャラ重要度を無理やり作りこんでる感じがしてしまって、エアリスというキャラクターそのものに対する魅力を下げてしまっている感じが個人的にする。
列車墓場そのものを作りこんで追加ダンジョンにしていること自体も含め、「いる?この描写…」というのを全体的に強く感じた。 - 前の地下下水道を含め、途中までティファが「七番街のプレートを落とす」という神羅の作戦に懐疑的なシーンが多いが(心情的に信じたくない、というのも含めてると思うが)、どう転んでもそっちの方向にしか行かない原作のシナリオを知ってる身からすると、正直うっとうしい。
列車墓場の最後、機関車の無線を経由して作戦が本気であることを知ったティファが「本当に落とすつもりなんだ…」と呟くが、「当たり前やんけ…何を今さら…」と思ってしまった。
初めて遊ぶ人用の演出も兼ねてる、んだろうなあ…あれ…多分…
七番街支柱
- 「エアリスがセブンスヘブンに行ってマリンを助ける」というイベントが追加された。
追加されたが、そういえば原作ではこの辺全く描かれてなかった気がする(支柱爆破する寸前にツォンにつかまってるエアリスを見かけ、「マリンは無事だ!」と叫ぶところがあるくらいだったと記憶している)
言われてみればこういうシーンはあって然るべきかもしれないな、とは思った。
しかし、よく考えると、このイベントの結果、七番街は崩壊してしまうので、ここで受けていた依頼や手に入れるミュージックディスクなども全てなくなってしまうわけだ…
まあ確認できる限りですべてのイベントはこなしたしアイテムも入手済みだが、そう考えると、訪れる街や村でのサブイベントは、無駄にはできないな、と感じた。 - ウェッジと最初に遭遇するのは原作通りだったような記憶がある。
原作でもウェッジ上から落ちてきたんだっけ、、覚えてない。
ウェッジを見つけたときにクラウドがかけた言葉が「大丈夫か?…ウエッジ!」で、「…」の部分がなかなか印象深くてよく覚えている。
名前思い出そうとしてたんだろうな、という。
今回、文字として「…」はなかったが、そんな素振りが表情に出ていて、表現力の上昇を感じた。 - ビッグス、ジェシーとの死別(ウェッジも最終的にプレートにつぶされて死んだ…のだろう)シーン。
この3人は、原作ではチョイキャラだが、今作では「ジェシーの家に行く」等のシーンを含め、原作に比べてキャラ設定やシナリオが肉付けされており、原作に比べればキャラに対する思い入れが大きい。
そういう背景も関係してるためだろうが、個々に焦点をあてた直接的な「死別」のシーンが用意されていた。
逆に言えば、ここで死んでしまうのは原作同様のようだ。
今作では、ある程度キャラ設定作りこんだんだから、生かしてあげてもいいのに、という感じはしたんだけど、こういうところは原作準拠なんだねえ…
まあ、どうせ生かしておいたところで終盤までサブキャラ扱いではあるだろうが、例えばウェッジがらみでネコに絡むミニゲームとか、ジェシーがらみでバイクに絡むミニゲームとか、なんかサブキャラなりにその後の使い道ありそうな気もするんだけどね。
下水道だの列車墓場だの、変に原作に肉付けするなら、そういうところ考えてあげてもよかったのに、という気はする。 - 空中兵とかいう敵が出てきた。
いたねえ、こんなやつ…確かに。
なんか思い出したよ。
しかし、あの狭いフロアで逆に動きづらくねえのかな、あのプロペラ… - 頂上でレノ&ルード戦。
最初のレノ単体は以前と同様、ガードしてカウンター狙い。レノよく動くなあ、という感想(小並感)。
次のルード(ヘリ)はバレットでちょこちょこ「ぶっぱなす」したのち、エアロラ撃ったら終わった(そんなもん??)
最後のレノ+ルード戦はよくわからんがとりあえず殴ってたらなんとかなった。(こういうの多い)
レノに「ピラミッド」を打たれたときは「あ~あったね~こういうの」という感じだった。懐かしい。
そしてレノからはウィザードブレスを、ルードからもなんか盗んだ(忘れた)
やはり「ぬすむ」重要だよね。 - 原作だと支柱に仕掛けた爆弾を爆発させ、支柱を破壊してプレート落下させる、という流れだったはずだが、今作はどうも爆弾ではなく、支柱自身に備わっている「緊急分離モード」とかいうのを使うらしい。
個人的にはそれを見たときまず「そんな恐ろしいシステム支柱に付ける?普通…」と思った。
例えば高速道路とか、海上プラントとか、まあなんでもいいんだが、とにかくそういう、何か巨大な施設や設備を支える場合、建築上、支える柱自体を自壊させる仕組みってそもそも用意していいの??設備全体が老朽化したり、上物に何らかの不備があった場合、支柱を自壊させるほうが諸々コストが安くなるとか?
それにだ、仮にそういう仕組みを用意するにしても、このご時世にリモートなし・手動でスイッチ押すタイプってやばくない??(押す人恐怖で心的外傷をおいそう、まあルードは大丈夫そうだけどw)
ゲームに何そんなにマジに考えちゃってんのwと言えばそうなんだが、ここまでリアルにするならそういうのもちゃんと考えればいいのに、という気はする。(岩の質感とかにやたらこだわる人達なんだしさ)
いや、そう考えると、俺が知らないだけで、一般的な建築設備の考え方自体は、もしかしたらこれが普通なのかもしれんな。
まあとにかく、そのときには、「原作と同じで爆弾で支柱ぶっ飛ばす、でいいじゃん」と直感的に思ってしまったのである。 - そういわれるとそもそもミッドガルという都市のコンセプト自体どうなの、という気はするな。
なんでわざわざでかい柱建てて空中に都市をつくろうなんて思ったのだ?
しかもアバランチなんて過激派テロ集団がうろついてるんですぜ。
柱爆破されたら一網打尽で全て終わるような危険な空中都市にオフィスを構えようと、挙句は住もうと考えるかねえ…
魔晄吸い出すにしても、空中に炉を用意するより、地面に直結、ないし地下に設置してあるほうが効率よくないか?(実際ジュノンの魔晄炉は海中にあるしさ)
う~ん。
まあゲーム性の一部なので茶々入れるのは無粋なのだろうが、よく考えると変な都市群だな、と感じた。