最近のこと2025年2月某日

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最近のこと

SNSのテーマをはっきりさせようねと思った話

どうでもいいのだが、インスタでずっとやってきた筋トレやランニング、英語の勉強の記録の配信を、インスタからTwitterに移した。インスタでの投稿はここが最後である。移管先はTwitterで、それぞれ以下のスレッドにぶら下げる形で続ける。

「365日バンT着てるぜ」ってのをツリーにぶら下げてずっと続けてるが、こういう形で(つまりリプライツリーにずーっと繋げる形で)投稿したくて、かといってまたTwitter使うのも面白くないなぁと思い、他のSNS - mixi2だのThreadsだのBlueskyだのMisskeyだの色々試したのだが、いまいち「これ」といった使い方にハマるものが見当たらなかった。なお、「リプライのツリーで連続投稿していく」という操作との親和性が一番ミスマッチだったのはThreadsだ。これは最初の2~3のリプライまでしか表示されず、最新のリプライまでいちいちずーっとスクロールしないとたどり着けない仕様になっていて、全く使い物にならなかった。そもそもこういう使い方を想定されていない(推奨していない)気がする。mixi2はいい感じだったのだが、いかんせんまだiPhoneのアプリからしか投稿できない。筋トレや英語の勉強なんかは基本的にPCから投稿することが多いので、PCから出来ない以上諦めざるを得なかった。んで、結局Twitterに行きついた。Twitterで続けるにしても、それ用にアカウント分離させるか?とか考えたのだが、結局面倒くさくなってやめた。ただその関連で漫画・絵のアカウントは別に分離している。

この動きも含め、1月中に色々SNSアカウントの使い方を整理していた。基本的な思想は 「SNSのアカウントで発信・収拾する内容はあるカテゴリに特化していた方がいい」 という考え方に基づく。色々SNS使ってみてわかってきたし、今調べるとマーケティング系の記事では各所で同じこと言われてるが、分散したテーマや話題では拡散力(人の目につく頻度や多さ)が著しく落ちる。例えば音楽好きのアカウントでITの話題呟いてもほとんど見向きされない。今Twitterは有料プランにして数か月経つが、それでもこの傾向は肌感覚では同じだった。Twitterはそうだし、多分他のSNSも多かれ少なかれ同じ性質を持ってるものと予想するが、多分 「自身の繋がりの中で、よりく多くの時間・内容、発言・収拾された分野の話題ほど拡散されやすい」 んだと思われる。例えばTwitterアカウント @ricemountainer は基本的には「テナー好きを探す」目的で開始したので、アカウント創設以降の発言内容や時間の多くはストレイテナー(とその周辺バンドおよびライブやフェス)に集中しており、そのテの話題は結構「いいね」が付くが、IT系の話題や漫画・絵の投稿にはほとんど反応がない。いや、反応してほしいってわけじゃないんだが、その「反応力の差」が単純に不思議で、よくよく考えるとそういう考え方に行きついた、という話である。

そういうわけで、まずはものの試しということで、今年(2025年)は、「漫画・絵」を発信していくことに特化したSNSの運用をしてみよう、という考えに至った。話は長くなったが、冒頭の「インスタで筋トレ云々の記録投稿をやめた」とか言ってるのもこれに端を発している。インスタでは今後自分が描いた漫画や絵の投稿だけに集中するつもりである。他のSNSも、“ricemountainer"のIDのアカウントに関しては、基本的にこのスタイルを貫いてみようと思っている。これでどの程度、自身のコンテンツとしての「漫画・絵」が認知されるか、というのを、単純に試してみたい。これは自分が保有する「コンテンツ」と思えるものであればどれでも良かったんだが(例えばYouTubeでも、筋トレでも)、なんとなく一番身近でかつ独創性があると思ったのが「漫画・絵」だったので、それを採用した。ただ、別に「バズりたい!」みたいな強い意図はなくて、「カテゴリ特化したSNSの使い方でどの程度認知を広められるか」という、どっちかというと好奇心の方が強い。SNSというサービスの使い方の検証というか。

現行のTwitterアカウント @ricemountainer は、IT・音楽・漫画・その他諸々雑多なことを呟いており、「カテゴリ特化」からはほど遠いので、 それもあってTwitter用の漫画・絵アカウントは分離・独立させた。

まだ弱小もいいところだが、今のとろは計画通りに「漫画・絵を専門としているアカウント」同士との繋がりが増えてきており、またTLもその方面の投稿でほぼ埋まっており、やっぱり「カテゴリ特化」なんだな、としみじみ思っている次第である。

今まで、テーマごとにアカウントを分けてる人をちょいちょい見かけてきたが、「よくそんな面倒くさいことやってるな…」と思ってたが(今も少なからずそう思ってるけど)、その話題に振り切った話するならやはりアカウントは分離独立させたほうがおそらく良い。ただ一方で複数のアカウントを分けるのは管理が難しくなるので出来ればやりたくないという思いもあり、個人的には分けても2つが限界だと思っている。できるなら「IT」「音楽」「漫画・絵」「筋トレ・ランニング」「英語の勉強」くらいで5つくらいに分離できると、もっとはっきりする気がするが、絶対管理しきれないのでやらない。どこからどこまでが「独立した話題」にあたるか、というのは結構難しいところなので、その人のさじ加減次第だと思うが、まずは「主となるテーマ」を発信・収拾することに集中し、そのカテゴリに特化したアカウントとして、FF同士・システムに認知してもらうところが重要だと思う。

ちなみにこの場合、漫画・絵を専門に投稿していくアカウントのIDが、Twitterだけ"ricemountainex"で、他は"ricemountainer"になるわけで、ここは個人的には気になっており、どうせなら全部のSNSで"ricemountainex"というIDの漫画・絵用の専用アカウントを別に作ったほうがいいんじゃないか、とふと思ったが、面倒くさいのでやめた。というのと、例えばQiitaは既に"ricemountainer"でやってるし、そもそもTwitterの"ricemountainer"は既に雑多なこと呟くアカウントと化してるし、まああんまり気にしなくてもいいかな、と思うに至った。そういう意味では、既にあるSNSのアカウントを、ある方面に特化した話題を発信・収拾する用のアカウントにしてしまうのもアリなんじゃないかと画策もしている。例えばThreadsを「英語でIT系の話題を呟きその方面の仲間を増やす」にしてもいいかな、とか。この辺は様子を見ながら随時軌道修正していく予定だ。

上記のような考え方に至ったので、今の “ricemountainer” を有料プランにしておくのもちょっと変な気もしてきたので、有料プランを “ricemountainex” に変えてみるのも面白いかもな(どうなるか気になるな)、というのも、ちょっと思っていたりする。この辺も状況みながら色々試してみようと思う。

ライブの日記をnoteでやっていくことにした話

上の話の関連だが、今までこのブログでライブいったきたカテゴリの記事もあげてきているが、2025年のライブ分から、ライブの日記はnoteでやることにした。別にこのままこのブログで続けててもよかったんだが、

  1. アクセス数の分析見るかんじ、このブログで読まれているのはほぼ100%IT系の記事で、ライブの日記へのアクセスは皆無
  2. noteは最近Googleとの資本業務提携を開始しており、Googleからの流入も見込めそう
  3. 単純にnoteを使ってみたい

といった理由から、ライブの日記を以後noteでやってみようと思うに至った。心理的には1.が大きい。そんなところに2.のニュースが来たので、いい機会だし、といった感じで踏み切った。別に「俺のライブレポートを誰かに読んでほしい!」っていう確固たる強い思いがあるわけでもないし、そもそも日記なんてカテゴリが何かによらず基本的に自己満足のオ●ニーなんだから、誰かに読んでもらいたくて書くようなもんでもないはずだが、まあでもせっかくならもう少し日の目を見る機会があるところでやったほうがいいだろう、という思いはあって、そういうのがきっかけになってはいる。

新しいサービスに手を出すわけなので、せっかくだから今までと異なるテイストやスタイルの日記の書き方に挑戦してみても面白いかもしれない、と思っている。もしかしたらそこで新しい才能が芽生えるかもしれないし、万が一それを面白いと思ってくれる人も現れるかもしれない。一発目の9mmの記事はそれをちょっと意識して書いた。面白いかどうかわからないけど。それと、よく考えると「日記」ではないよな、と思ってるネタは以前からあって、例えばこの記事とかそうなんだが、これは俺の中では「日記」ではないのだが、今まで投稿する先がブログしかなかったので半ば仕方なくブログに投稿していたのだが、こういうのも以後はブログじゃなくてnoteに投稿していきたいと思っている。既にこれに相当するネタが1~2個あるので、ライブレポートを主としつつ、こうしたカテゴリの書き物をnoteで展開していきたい。まぁそんな感じで、のんびりとnoteを育てていきたいと思っている。

そうなると今後この日記ではライブいってきたカテゴリの記事は増えないこととなり、結果的にこのブログはIT系に特化したブログということになるが、上で書いた通り、「特定のアカウントから発信する情報はあるカテゴリに特化していた方が良い」という考え方に基づけば、このブログにとっても良いことだと思っている。というかアクセス解析見る感じ今も既にそんな傾向だから大して変わらないんだけどね。そういう意味では、過去のライブいってきた記事126本を全部noteに移行したい(ライブの日記をこのブログから一掃して、過去の分含めてIT系に特化させたい)というのが本音なんだが、面倒くさいのでやらない。そもそもできるかわからないが。MDファイルの一括投入機能くらいはなんか探せば(Third Partyとかも含め)ありそうだけどね。

ちなみにこの「最近のこと」シリーズとか「ゆく年くる年」シリーズは今後も引き続きブログでやっていく予定だ。noteでやっても面白くなさそうだし。どうでもいいが。

さらにどうでもいいことだが、実は2014年にブログを開始して以降、「少なくとも月に1回はなんらかの記事をUPする」というのを、実に10年続けてきたわけだが、それにはこの「ライブの日記」が少なからず寄与していて、というのも大体月1ではライブにいっていたので、「月に1回は記事をUP」というのがこれによって達成出来ていた部分は大きいのだが、ライブの日記をnoteに移行するとこれが叶わなくなるので、「月に1回はなんらかの記事をUPする」という状態が近いうちに途切れるかもしれなく、それを少し危惧している。せっかくここまで続けたんだから出来る限り途切れないように続けたいと思っているが…。ちなみにそういう時にこの「最近のこと」シリーズは結構便利だったりするのだ。(雑談というか、特にテーマがなくても記事に出来るというのはメリットである)まぁそこまでして意地張って続けるか??と自問すると若干疑問符が付くが…

Twitter(X)の使い方について改めて考えてみた話

いまのところ、漫画・絵垢のほう(@ricemountainex)のTLは、そこに流れてくる9割くらいは漫画・絵で埋まってるが、イーロンマスクとかフジテレビとか関係ない話題は体感1割程度はたしかに流れてくる。個人的には別にそこまで嫌でもない、というかまぁどうでもいいのだが、「漫画とか絵とか書いて発信したいし同じ趣向を持つ人とつながりたい!」という純粋な思いでSNSを利用している人からすると、これを嫌がる人がいる気持ちは、まぁ理解はできる。これは音楽とかITとか別分野でも同じで、例えば「好きなバンドの話だけしていたい!」という純粋な思いを持ってSNSを利用してる人にとっても同様だろう。

ただ、他のSNSは良く知らないが、少なくともTwitter(X)は、イーロンマスクの買収以後、もはや 「モメさせるためのプラットフォーム」 になってる節があるので、これは仕様だと思う(意図してTLに放流していると思う)。そういうの流れてきて「なんでこういうの流れてくるの?超やだ」みたいな不満を呟く人とか、それに「私も!」みたいに同調リプライする人とか結構見かけるが、俺からするとそういうのはイーロンマスクの思う壺であり、不満を後押しする行為にしかなっていない。そもそも、そういう不満に火をつけやすい社会問題・政治不信・スキャンダルなど、不満や不安を後押しする話題やネタは、イーロンマスクからすると「どうぞどうぞどんどん呟け、喜んでそこら中に拡散させていただきます、そしてどんどんモメろ口論しろ」って感じだと思われる。そこら中でそういう「ヘイト」が溢れだすのを意図して狙って情報を流してるじゃないかと予想する。

サービス名を「Twitter」から「X」に変えたのだって、こういう議論を生み出したいがために意図してやったんじゃないかと疑う節すらある。別に変えなくても良かったんだけど、みんな大騒ぎしそうだし面白そうだからやってみるか、って感じじゃないか。「おーどんどんケチつけてこい」って感じで狙って名前変えたような気がする。名前変えたあとで定期的に「TwitterとXサービス名どっちがいいですか?」みたいな投票してたりするしな。戻す気ないくせにwま、真相は知らないけど。

イーロンマスクは、恐らくそういう「議論」がそこら中であえて起きやすいように、意図してXを運営(操作)しているというか、そういうサービスにしようとしている。割とサイコパスだなぁと思うが、まあそういう感じの人だしな。そういう人がオーナーであるサービスを「利用」している立場である以上、残念ながら(納得するかどうかは別として)そこは享受せざるを得ない。だから冒頭で書いたような「漫画・絵好きの人たちとだけ繋がりたい!」とか「好きなバンドの話だけしていたい!」っていうのは、個人的には若干筋違いっていうか、サービスの思想とか使い方をはき違えているような気はする。そもそも多分Twitter(X)はもはやそういうサービスじゃないよ、っていう感じ。

極端な例だが、昔の2chの嫌儲板とか2000年代初頭のVIPとか、あの辺の最低民度の板wで行われていた、ヘイトまみれの糞スレとか、罵倒リプの応酬とか、ああいうコミュニケーション(と言えるものか謎だが)が、X上で活発に行われてほしいんじゃないか、と予想している。イーロンマスクに言わせればこれこそが「言論の自由だ」ということなんだろう。個人的には別に見ててもそこまで気にはならないんだが、ただああいうのを嫌悪する人がいるのはわかる。

そうなると「漫画・絵のアカウントを独立させた」というムーブメントは、一見するとこのサービスの思想とかけ離れてるが、個人的にはTLにそういう無関係なものが流れてきても気にしないし、そもそもアカウントを独立させた目的は「それによって自身のコンテンツの認知度がどの程度広められるか」という検証なので、サービスの思想とは直接的な関連がない。そういう意味では、この検証に関して、サービスの思想を利用することも考えていないわけではない。よくいるじゃん、トレンドにのってる文言だけ使って全然違う画像とか動画とかあげてる謎の垢。ああいうのは個人的には趣味ではないが、でもサービスの利用方法をよく心得ているなと感心する。個人的に興味がないのでやるつもりはないが、ああいうのでどの程度拡散されるのか試してみるのも、それも一つの「検証」の項目にはなり得るとは思う。

そういうのが嫌になってXを脱出する人が多く出ているのは認識しているが、そういうの見てると、何かみんな真面目に考えすぎな気がしないでもない。SNSなんて好きなこと発信して適当に使ってやればいいだけで、そういう人らが大勢集まって出来上がってるプラットフォームなので、そもそも統制が取れてるものでもないはずだし、それを気にしたところでどうにもならない。そんなものにストレス感じながら使っててもしょうがないしな。自分なりに楽しめる方法を探って折り合いをつけていくしかないのだ。ま、そんな小難しいこと考えてSNS使ってると遅かれ早かれ病みそうだが。。

漫画でトーンを使い始めた話

今までは「トーン」の表現をするにあたり、グレーレイヤーに油彩で色塗って、あとでレイヤープロパティで「トーン」を選んでトーン化、という形でやりくりしてきたので、いわゆる「トーン」レイヤーというのを使ったことがなかった。個人的にはこれでもう良いじゃんと思ってるんだけど、興味本位というか、練習を兼ねて「トーン」レイヤーで色塗りというのを経験してみようと思い、第21話では特に後半部分でそのやり方を始めている。

まだ使いはじめて日が浅いので粗が目立つが、なんとなく使い方がわかってきた。今の所わかってきたのは以下のような感じである。

  1. トーンの種類(円とか四角とか)は、実際塗る段階になるとどれだろうとほぼ一緒なので、意識する必要がない。いや実際には違うのかもしれないけど少なくとも俺にはこの種類の差を意識できるほどのスキルがないから関係ない。「円」一択にしている。
  2. 色の濃淡を表現するにあたって複数のレイヤーが必要になる。例えば、あるトーンレイヤーを濃度25%でつくって色塗ったあと、「ここだけ50%くらいの濃さにしたい」というのが同一レイヤー上で出来ない。その場合は別途濃度50%のトーンレイヤーつくってそこで色塗る必要がある。ただ「トーン削り」ブラシを使うことで、油彩塗りの時に出来るほど多彩ではないが、ある程度同一レイヤー内での濃淡表現はできなくはない。
  3. トーンレイヤー作成直後、レイヤー全体にそのトーンが貼られる形になるが、トーンが必要なのはコマの一部分なので、「全体を消す」という作業が毎回必要になる。地味に面倒。
  4. 重ね塗りはできるので、下位レイヤーに対して陰影をつけることはできるが、その場合重ね塗りする側の線数は下位レイヤーと別にしなければならない。線数が同じだとドットがぶつかって相殺してしまい、陰影表現にならない。そしてなぜか線数を下位レイヤーより「増やす」とそれも反映されない(なんか使い方が悪いのかもしれない)。なので下位レイヤーが例えば線数60なら陰影付ける側のレイヤーは60より下の線数、55とか50とかにしなければならない。この場合に60より上の数、例えば65とか75とかにすると同じく陰影の表現にならない。

特に2.の濃淡表現は結構面倒くさいというか課題として感じている部分であり、油彩だと1レイヤでいい感じに塗分けられるのが手軽で良いので、そっちのほうがいいんじゃないかと思っていたりはする。

一方、これだけ見るとあまりトーン塗りにメリットを感じていないように感じるかもしれないが、実際はそうでもない。

  • 例えば2.なんかはメリットにもなっていると感じている。グレー油彩の場合、塗る色の濃さをカラーパレットから選定しなければならないが、連続的な領域からの選択なので、「なんとなく50%のあたり」とか「なんとなく25%のあたり」とかそんな感じになり、色(濃淡)に一貫性を持たせられなかった。トーンだとこれがきっちり「50%」とか「25%」とか決定できるので、例えば「このキャラのこの服の濃さは25%」と決めれば、常にその濃さのトーンレイヤーで塗れば良く、ページ跨ぎでも均一感が出せる。まあグレー油彩の頃でも「なんとなく」で選んだ濃淡でそれっぽい表現にはできていたはずだが、定量的なものではないのでコマ間・ページ間で微妙に濃淡には「ズレ」が生じていたはずで、これがずっと気になっていた。実際これがトーンを試してみたかった理由の一つにある。
  • それと「トーン削り」が結構面白い。まだ完全に使いこなせていないが、「変化速度の速いグラデーション」みたいのを描けるのが気に入っている。場面によっては油彩だと表現が難しかったようなものも手軽に描ける気がしており(これは俺のスキル不足もあるが…)、例えば以下のコマのオーラっぽい湯気みたいな部分はトーン削りで描いたのだが、
    トーンで塗ったコマの一例
    こういうのが手軽に描けるのは個人的に気に入っている。
  • 体感だが、油彩で塗ってたときと比べて作業時間が早く済んでいる気がする。べた塗りペンとか塗りつぶしでぶわーっと塗っちゃって、あとはトーン削りによる調整と、必要に応じて重ね塗りの陰影付けで完了するのだが、レイヤーが複数分かれているにも関わらずこの程度の作業時間で完了するのは手軽だなと感じている。ただ実際の作業時間を対比したわけではないので、ただの勘違いかもしれない。。

今の所これはこれで楽しめているというか、油彩で塗ってトーンにしてた時に比べて違う楽しさがあると感じており、それはそれで面白いと感じている。もう少し練習してみようと思う。

ただ公式ページの解説からすると、Webページに載せることになる漫画をわざわざトーンで塗る必要性はあるのかと少し勘ぐってしまう部分はある。印刷を意識する場合はトーンにしたほうがいいんだろうが、そうでないならグレーで良さそうな気がする。そうなるとグレー油彩で塗って必要に応じて最後に「トーン化」する手法の方が応用が効いていいんじゃないのか…?という気も。まあ、色々試してみようと思う。

自作漫画サイトのAPIがdeployされていなかった(ので直した)話

直近、自作漫画サイトRESIGN THREATのサブタイトルあて/暗号解読チャレンジのAPIが404でrequestが届いていない状態になっていた。調べたところログに"No functions detected (no functions directory generated by Vercel)"というメッセージを見つけた。その直前のNext.jsのビルドの実行履歴見る限りでは、しっかりとビルドされてるのに(以下のような標準出力を確認していた)、

▲  Route (app)                              Size     First Load JS
▲  ┌ ○ /                                    4.47 kB         123 kB
▲  ├ ○ /about                               5.79 kB         105 kB
▲  ├ ƒ /api/story/decrypt-challenge         0 B                0 B
▲  ├ ○ /api/story/latest                    0 B                0 B
▲  ├ ƒ /api/story/subtitle-challenge        0 B                0 B
...

なんでかわからんが最終的に「deployするべきfunctionはない」と見なされてシカトされていたらしい。どういう理由か不明なのだが、このメッセージでググったところ、以下のGithub Issueを発見した。
https://github.com/cloudflare/next-on-pages/issues/524

内容は全部読んでないのだが、どうもnext.config.jsoutput: 'export'を付けていると、Functionが生成されないということらしい。自分のリポジトリ見たら確かにその通りだった。というわけでここ修正して再度deploy。結果、APIがdeployされた。めでたしめでたし。

調べたところ2024年8月頃になぜかこのフィールドを付け加えている変更履歴を見つけた。なぜ追加したのか全く思い出せず、他の変更履歴見てもここに手を加える必要性があったと思えないのだが、間違いなく俺が自分で修正してるので原因は俺である。(ていうかprivate repositoryだから俺以外直すやついねーし)というわけで約半年くらいAPIが動いてなかったらしい。他の静的ページは問題なくビルドされて動いていたのもあって発覚が遅れてしまった。たまたま気まぐれで画面操作して気づいた。こういうのがなければ一生放置されたままだっただろう。危ないところだった。

ところで、こういうのを探るためにCIがあるんだろうなというのをふと思ったりした。Github Actionsかなんかでcurlでもかければ一発でわかる。その変更を加えた8月の時点ですら気づけていたはずだ。技術的好奇心によるものが大きいのだが、これは導入を検討してみようかなと思った事例だった。

Remote Container卒業しようかなという話

長らくVSCode+Remote Containerで趣味開発を続けてきたが、ざっくり言うと飽きが来ており、そろそろ別のスタイルに移行しようかな(他のスタイルも試してみようかな)と思うようになっている。実のところRemote Container相手だとちょっとした弊害も出てきていて、 そもそもDockerがちゃんと起動してくれなかったり(Dockerが動いてないと開発に着手すらできない。Dockerと一蓮托生というのがちょっと微妙)、ターミナルがたまにhistoryの一番上まで勝手に戻っちゃうバグがあったり(なんかのコマンド実行後に上スクロールしても動かず、下スクロールするといきなり一番上に飛ばされるという謎の現象が起きる)、その辺含めて不安定動作がちょいちょい見られ、細かい話でどれも致命的ではないんだけど所々に不満がある。それと、最初の頃こそプロジェクトごとに環境(Dockerイメージ)分けていたものの、そのうち面倒になってawsとかgcpとかherokuとかnodeとかpythonとかcurlとかjqとかPostgresqlとか、開発に必要なその辺「全部入れ」のDockerイメージつくってしまい、直近数年はずっとそれで運用していたりしたので、もはやそれってDockerのメリットあるの??みたいな疑問は1年くらい前からひっそり感じてはいた。

  • 余談だが、この関連で、一時期、AWSに開発環境用のEC2たてて開発中はそれにつないで、、、みたいのも考えたし、実際Google Cloudには無料のComputeがある(永久無料で1台サーバーたてておける)のでそれ使えるかもと思ってちょっと試したこともある。ちなみにこれはやればわかるが、AWSにしてもGoogle Cloudにしても無料のVMはスペックが最底辺なので、開発環境としては実質機能しない。Postgresqlなんか入れようものなら耐えられず爆死する。まだローカルPCのほうがマシに動く…

まぁ、そういう諸々を含めてRemote Containerでの開発に「飽き」が来た。というところか。普通にWSLのUbuntu上で開発すればよくね?という気持ちになってきており、最近ちょっとずつ自分の個人プロジェクトをWSLでの開発に移行している。Postgresqlがちょっとネックだったんだが、これも必要ならそれだけDockerで動かせばいいし、なんなら究極的には別に無理してローカルにDB持つ必要すらなく、例えばSupabaseとかAivenとかHerokuとかに開発用のDBたててローカルからそこに繋いでも良いだろう。まあそんな感じで、できるならそのうち全部移行したいと思ってます、という話。