年末


大晦日とか元旦というのは、SE的には「仕事をしている日」という印象が残りやすいものである。

実際、私も、ここ2年ほどは落ち着いているが、

3~4年前までは「大晦日」や「元旦」は普通に仕事をしていた。

 


  

■2009年12月31日

 大規模PJテスト工程。やること多すぎて普通に仕事(一応、この日は年内中にちゃんと家に帰った)

■2010年12月31日

 大規模PJ(2009年とは別)稼働直前のゴタゴタ、年越しを居酒屋で過ごす。

 

 余談だが、1月1日より旧システムからの移行が開始したので私も翌1月1日は出勤であったが、

 いろいろあってその後2011年3月10日前後まで連続出勤が続いた。

 その直後(3月11日)に東日本大震災があって、輪番停電とかでまた混乱が生じて、

 通算すると2010年12月下旬~2011年3月中旬までは休日祝日関係なくマジに毎日出勤していたことになる。

 このPJはその後も何度か問題があったりもして、正直呪われていたと感じている。

■2011年12月31日

 連携先システムのリプレースに伴う自システム監視対応(1月1日まで徹夜)

■2012年12月31日

 当年リリースしたシステムの初回年マタギ確認(1月1日まで徹夜)

 

2013年末からこういったことに縁がなくなり

そのときはもはや何か物足りなさまで感じる次第になるほどであったが(今にして思うと病気である)、

今では家族と過ごせる年末年始を心地よく感じている。

 


 

入社したて~3年目くらいまでの、まだ若いころは、

「残業してる俺かっけえwwww」という、変な自尊心があったものである。

↑のようなケースに関しても、

「年末年始に仕事してるよ俺……」なんていう、一見すると鬱な雰囲気の日記やつぶやきをmixiとかのSNSで晒すことで、

少なからずあったであろう仕事の鬱憤を晴らすと同時に、

「頑張ってるだろ!?俺!」っていう思いを周囲にぶちまけていたのだと思う。

 

今にして思うと実にくだらないし、

そんなことができる余裕があった時点で正直そこまで忙しくもなかったんだなと感じる。

 

というか、そういうことに時間を割けるだけの体力があったのだろう。

過去の自分に若さを感じる(いうほど今の自分に老いを感じているわけでもないのだが)。

新入社員とかを見ると、「あ、若いな」って感じるのと近い感覚なのだろう。

 

今は残業はなるべくしたくないのが当然本音で(残業したって全額残業代が支払われるわけではないことに気付いたのだ)、

特に大規模PJには可能な限り関わりたくない。

嫁さんや子供たちとともに年を越し、また新たな年を迎えたい。

(家族ができると変わるものなのかもしれない)

 


 

2014年末~2015年史は年越しを伴う立ち合い等の作業は発生しない予定だが、

一応「なんかあったらかけつけられるように」ということで都内にいることを約束させられている。

年末年始やゴールデンウィーク等の大型連休は

一般的にシステムのリリースやハードのリプレース等の作業が発生することが多いが、

今年もそれに該当する(ただし自社の担当システムではなく、連携先システムである)。

なんもないことを祈るばかりである。

元旦はその前提で、普通にガンガン酒を飲むつもりでいる。

 

良いお年を。