ポケットモンスター剣盾(ソード)冒険記
本編クリアしたし、どうせなので(?)ポケモンソードの冒険記録をまとめてみる
はじめに
ポケモンは初代(赤)以来で、しかも全クリする前にやめちゃったので(友人からの借り物だったのでその後返してしまった)、実際のところ本格的に遊ぶのはこれが初めてなのである。
途中、流行りに乗っかってポケモンGOを遊んだりしたが、「ポケモン」を真面目に遊ぶのはこれが初めて。
調べてみると、赤・緑の発売は1995年らしいので、俺が小学生のときだが、実際流行ったのは中学生の頃(1998年くらい)だった。
そのころ俺は、ポケモンにドハマリする少年ではなかった。
いや、中学生だったらハマらない、というのは偏見か。。
ただとにかくその当時の俺はポケモンにドハマリするほどではなかったということである。
そのあたりで「テリーのワンダーランド」が発売されて、それは当時めっちゃやりこんだ記憶はあるのだが、なぜかポケモンって感じではなかった。
最早当時のことはあんまりよく覚えてないが…
「ポケモン」が世間で定期的に大流行するのを横目に、どんどん新しい世代のポケモンが出てくるのを知ってはいたが、初代の赤以来俺はポケモンからは遠ざかっていた。
子供ができて、子供がだんだん物心がついてきて、「ポケモン」に興味が出るようになって、タイミングとして「ソード・シールド」が出てきて、いい機会だし、やってみるかと思い、やり始めた。
俺が主導ではあったが、基本的に俺がプレイしている様子を子供たち(特に次男)がずっと横で見ていて、子供たちも一緒に冒険していた感じだ。
「自分ではできないけど、できる人が遊んでるのを横で見てる」のが楽しかったようだ。
これはちょっとわかる。
自分にもそういう経験がある。やたらスゴイやりこみのゲーム動画とか見るのとも感覚的に近い気がする。
将来的に「ポケモンソードの記憶」として、これが彼らの中に少しでも根付いてるなら、良いなあと思う。
ちなみに最終的には長男が俺のデータ使って捕まえてないポケモン捕まえに行ったりとか、主体的にいろいろ遊んでいたw
全般的に
- ストーリーを進めるよりはノンビリいろいろ見て回るのが好きだったので、迂回して遊びまわったりしていたことが多く、クリアまでにかかった時間は結構長めだと思う。
そうでもないのかな?60時間ちょいなんですけどね。平均値分からん。
子供的にはとっととストーリーを進めてほしい思いが強いようで、一方俺はワイルドエリアをいろいろ探索して、まだ見ぬポケモンや、天候によって出現が変わるポケモンなどを見たい欲が強く、そのあたりの意識差がゲームを遊ぶうえで少し障害になることはあった。w - そんな感じでフラフラ遊びながら進めていたので、割と序盤からレベルは高めのほうだった。
シナリオベースでいうと、各ジムリーダーのポケモンより+10~20くらいレベルが高かった。(ダンデ戦等終盤のいくつかの戦闘は除く)
一部、相性の悪さで「戦いづらかった」という印象のジムリーダーはいたが、基本的にジムリーダー戦ではほとんど苦戦しなかった。
そういう意味で、バトルでは基本的に「脳筋プレイ」の色が強くて、相性悪くても力技で無理やり押し切る、みたいなところがあり、ほとんど終始、戦略性皆無のバトルだったのは、ゲームの楽しさを満喫しきれてないな、と後から少し反省した… - 最初のパートナーはヒバニー。この子とは終始ずっと一緒なので自然と主戦力として育っていった。最終的にも一番レベル高かったのがこの子。
他のスタメンポケモンのレベルより平均して+10~15くらいは高かったので、能力値が抜きんでている。
強すぎる分、敵との戦闘ではこの子がいれば基本的に苦労しないのだが、レベルが均衡してくると、相性の悪さで殺されることもあった。
そういう意味で、ルリナさん(水のジムリーダー)はそこそこ強敵だった、という印象が根強い。これは後述する。
あと、初めて出会うポケモンを捕まえたいと思って、弱らせるために攻撃すると、強すぎる分、たいてのやつを一撃で葬ってしまうので、捕まえるどころではない、ということがあり、そういう意味では使いづらい面があった。
草タイプ等、弱点のポケモン相手にして捕まえる場合には、さすがに攻撃を控える(他のポケモンに変える)のだが、初めて出会う何タイプだかわからないポケモンを捕まえるため、「ニトロチャージならギリ生き残るやろ…」と思って攻撃すると即死したりして、「!?」という場面は幾度となくあった。
後から知ったが、炎タイプのポケモンが炎攻撃すると、同質のタイプということで攻撃力に補正がかかるらしい(これは他のタイプもそうだが)そうだったっけ…そんな設定、初代からあったっけ??)
終盤は、「クイックボール(出会い頭に投げると捕まえる確率が上がる)」や「タイマーボール(ターンがかかるほど捕まえる確率が上がる)」のおかげで、そもそもこちらから手を出さなくても捕まえられるケースが増えたので、この辺の苦労からは解放されたが、中盤くらいまでは本当に結構悩みの種だった…
なお、最初からずっと一緒にいたはずなのに、ナックルシティのリボンくれる子供からは、当時スタメンだったこの子以外のポケモン(当然、どのポケモンも、加入時期はヒバニーより後)のほうが先にリボンをもらっていて、軽く嫉妬したことがあるw結構キャンプで一緒に遊んであげていたつもりだったのに…(そのあと割とすぐにリボンはもらえた) - ジムリーダーで苦戦した(戦いづらかった)、という印象なのはルリナ(水)とポプラ(フェアリー)。
ルリナに関しては、最初から最後まで基本的に草や電気系のポケモンを持っていなかったし、最初のパートナーがヒバニー(かつ、最初からずっと一緒なのでコイツが一番レベル高く、主戦力)なこともあって、戦いづらかった。
ヤロー(草)はヒバニー一匹で余裕だったが(そりゃそうか)、次が水のジムリーダーと分かると途端に危機感を覚え、このためだけにラクライを少し鍛えるか、と思い至ったくらいだ。
実際にはカビゴンに電気系の技を覚えさせて力技で押し切ったのだが。カビゴンを選んだのにはあまり意味はない…その時点でカビゴンが一番「忘れてもよさそうな技」を持っていた、というだけだ。
ポプラに関しては、前のジムリーダー(サイトウ)からのスパンが短い分、唯一敵とのレベル差が比較的小さめ(+5くらい?)になった時期で、加えて相性が悪いというより、何が有効かわからなくて、どの技も、イマイチでもなければバツグンでもない、という状態が多く、基本プレイスタイルの「脳筋プレイ」が通しづらかった、という印象によるものが強い。 - 逆に最弱だと思ったのは、作中では「最強」ということになってるらしいキバナ(ドラゴン)だ。
最初に戦った時などエースバーン一匹でほぼ仕留めてしまって拍子抜けした。ジュラルドンって火が弱点なんだろうか?ダイマックスしたジュラルドンに火炎ボールかましたら、こっちはダイマックスなしにも関わらず7割くらい一気に削れて、その割に「効果は抜群」って出ないもんだから、「なんだこいつ…?本当に最強か??」と目を疑った。
まあ最後のジムリーダーだけあって、準備期間も相当ながくなるから、得てしてそんなに強くない、というのは、ゲーム設定上のあるあるか。
ちなみにチャンピオンカップでの再戦時は、ネズさんが「ダイマックスなしで挑んで負けた」ということを言ってたので、こっちもダイマックスなしで挑んで仇をうってあげた。
そしたらなんかイベントでご褒美でもあるかな、と思ったらなかった。残念。w - あとマクワ(だっけ…岩ジムの人)もキバナに負けず劣らずの弱さだったな。
もうよく覚えてないが、逆に言えば記憶に残らないくらい普通の戦闘と同じレベルの難易度でしかなかった、という印象である。
こいつ雪の街で戦うから、絶対氷ポケモン使いだろ、と思ったらまさかの岩ポケモン使いで「!?」って感じだった。
後から調べたら、このジムに関してはソードとシールドでジムリーダーが違うらしく、ソードだと岩だがシールドだと氷になるらしい。
シールドの氷ジムだともう少し強いのかなあ。 - 上述の通り、ジムリーダーにはほとんど苦戦しなかったが、ワイルドエリアに出てくる、「草むらにいないで平原を平然と闊歩しているタイプのポケモン」は序盤から特に苦戦させられることが多かった。
「草むらの外にいるやつ」は総じて草むらの中の奴より強い、というのが基本的なルールのようだが、得てして「見たことないポケモンいるじゃん、よし捕まえてみるか」という好奇心のほうが勝ってしまい意気揚々と喧嘩を売りに行くのだが、大体のケースで痛い目を見た。(そして大体レベル高すぎて捕まえられないw)
記憶にある限りでこのケースの一番最初は、ワイルドエリアにいるホルードだった。
こっちのレベルは確か9とか10とかだったのに、ホルードがレベル15とかだったので、強すぎてチームが半壊させられた記憶があり、これは根強く残っている。
今だったらレベル15なんてカスにもほどがあるレベルだが、当時からするとバケモノであり、奇跡的に勝てたというところだった。
戦闘終了後、「多大な犠牲を払ってなんとかやっつけた…」とボソッと呟いたら、隣にいた子供がそのセリフを覚え、強いポケモンと戦った後にはチラホラそのセリフを口にしていた。w
自分とレベルの拮抗しているもしくは自分よりレベルの高いポケモンをやっつけたときに得られる経験値は爆発的なものがあり、それが魅力的だったというのもあるが、その後も、怖いもの見たさで、こうした「草むらの外にいるポケモン」には積極的に喧嘩を売っていた(終盤にいくほど被害は少なくなっていったが、やはり草むらにいつやつに比べて緊張感のあるバトルになりがちだった)
あれぐらい強い奴と戦うと緊張感があって面白いんだけどなあ、と感じるが、ターゲットが子供であることが多い「ポケモン」っぽくはないんだろうなあ。
常に自分のレベル+10~20くらい強いやつが出てくるエリア、みたいのあったら燃えると思うんだけどなあ。 - あと、さすがというべきか、ダンデさんはやはり強かった。
恐らく作中で一番この人が強かったと思う。
ダンデさんの持ってるポケモンは大体65前後のレベルで、一方、それまでに戦ってきたイベントジムリーダー・トレーナ戦では、直前に戦うことになるローズさんでもレベル55前後といったところだったので、ダンデさんでいきなりレベルがあがったという感じはあった。
しかし、こちらの戦力としては、最終的にはエースバーンがレベル80ちょい、他のスタメンが70~75くらいだったので、レベルという点では圧倒していたのだ。
弱点属性の付き方がうまくて殺されることが数回あり、戦術力の高さに目を見張るものがあった。
他のジムリーダー相手では、どんなに被害が出てもせいぜい1匹瀕死になる程度だが、ダンデさん相手では少なくとも2匹が瀕死になり、2匹は瀕死になる前に交代(実質戦力外)、みたいな感じで、レベル差にも関わらず逆に圧倒させられた。
この辺に「脳筋プレイ」の限界を感じる。
そういえば、最初の3匹を選ぶシーンで、主人公がヒバニー・ホップ君がサルノリと選んだ後、残ったメッソンをダンデさんが引き取るが、このとき引き取ったメッソンが成長して、ダンデ戦でインテレオンとしてスタメン登場してくるのは感慨深いものがある。(これは他を選択した場合でも同じ演出になるのだろうが)
ホップ君は、ストーリー最序盤でチュートリアルを兼ねるゲーム性質上、「主人公の選択したポケモンのタイプの攻撃が効果抜群になるポケモン」を選択するが、逆に言うと残った1匹は必然的に「主人公の選択したポケモンのタイプへの攻撃が効果抜群になるポケモン」になる。
あの3匹をそれぞれ選んだ時に、ダンデさんとの戦闘において、パートナー同士では相性が悪くて勝てない(他に最低一匹、別のタイプのポケモンを育て上げないと勝てない)ことが運命づけられていたと思うと、よくできてるなあ、と感心してしまった。
ポケモンについて
- 20年前の初代の一部しか基本的に知らないので、その後のシリーズに出てきた多くのポケモンの存在を知らない。
だから、作中で出会うポケモンはほぼ全て、「誰コイツ…?」という初見状態だった。
これは世界的にポケモンが大流行している現代においてはなかなか珍しい、新鮮な感覚だと思う。
逆に、初代にいたやつを見かけると嬉しくなる老害チックな感性が強くてw、ゲンガー、ゴース、ディグダ、ダグドリオ、イワーク、サワムラー、エビワラー、カイリキー、ゴーリキー、カビゴン、ドガース、ラプラス、コイキング、ギャラドス、とか見かけると「あーポケモンしてるなあ」って感じになった。
初代より先の世代のポケモンに関しては、むしろ、アニメを見ていろいろ知ってる子供たちのほうが詳しくて(今はAmazon Primeで全シリーズ見れるからスゴイことになっている)、俺が初見のポケモンに関して「なんだこいつ…?」って言うと、たいてい「◯◯ポケモン!」って言い当てたりする。
好きなことを覚えるスピードは本当に早い… - パーティーは、途中(5番目のジム戦くらいまで)は、エースバーン(元ヒバニー)・ギャラドス(元コイキング)・カジリガメ(元カムカメ)・カビゴン(ワイルドエリアのダイマックスをやっつけて捕獲)・キテルグマ(元ヌイコグマ)と残り一つの枠で適当なやつを鍛えて使う、という感じでやっていた。
ギャラドス、カジリガメ、キテルグマは、かなり序盤で捕獲したやつをずーっと手塩にかけて育ててきたので、結構思い入れもあり、実際すぐに、ナックルシティの子供からリボンをもらえた(この3匹に至ってはリボンの習得が最初からずっと一緒だったヒバニーより先だった!)
その後、「水が2匹いる(ギャラドスとカジリガメ)のも冗長だな…」と思い出し、ギャラドスOUTしてカジリガメ残し/あるいはその逆にして、空いた枠に違うタイプいれて鍛えたり。 - 終盤、キバナ戦くらいまでは、エースバーン・ギャラドス/カジリガメ・アーマーガア(ナックルシティの近くに飛んでるやつを捕獲)・ハガネール(ワイルドエリアの橋の近くで捕獲)・グレイシア(逆鱗の湖?の奥にある小島で大雪の日に捕獲)・あと一匹なんか、を使うことが多かったように思う。キバナ戦後は一枠分にジャラランガがスタメン入りすることが多かった(といってももうほとんどシナリオも終盤だったが)。
- 正直ハガネールやグレイシアはそこまで強くねーな~と思ってたのだが、子供たちの強い要望(イーブイの進化系なら使わないなんて選択肢は絶対にない!!)により半ば強制的にスタメンにさせられていた。
そう、「子供たちの要望」っていうのが結構大きくてw、俺の好みより、子供たちが「使ってほしい!」というポケモンを使わせられることのほうが多かった。
キテルグマも(アニメでロケット団と一緒に行動してるので印象が強かったようだ)別にそこまで…って感じだったんだが、子供たちの要望による外せなくなっていた。 - コツを得たためか、終盤のほうが、リボンの習得速度は速かった気がする…例えばジャラランガなんかはレベル60で加入したので、加入時期で言うとキバナ戦のあとなのだが、その後数時間程度でリボン得るまでに仲良くなったので、「あれっコイツは簡単に仲良くなったな」と思った記憶がある。
序盤のギャラドス、カジリガメ、キテルグマあたりは、(ストーリー進行上ナックルシティにたどり着くまで30時間以上かかっているという事情もあるが)リボン得るまでに運十時間時間を費やしていたので、このあたりのギャップに若干違和感を覚えた。終盤のほうが仲良くなりやすいのだろうか?(ちなみにジャラランガ含め、野生がなつきやすくなるポールは一切使ったことがない) - キバナ戦のあとはいろいろ、まだ見ぬポケモンとの戦闘と捕獲を目的に、ワイルドエリアをいろいろ探索し、ちょこちょこパーティチェンジがあった。
エースバーン・ギャラドス・アーマーガアが固定で、残り3枠にいろいろ入れたり、変えたりと。
ルリオを捕まえて、そいつを進化させてルカリオにしたり、ずーっと前に捕まえていたエレズンに大量の飴を投与してストリンダーに進化させ、半ば無理やりスタメン化したり。
最終的に、ダンデ戦を突破したメンバーは、エースバーン・ギャラドス・アーマーガア・ストリンダーー・ルカリオ・ムゲンダイナだった。
ムゲンダイナなんて、あの演出で戦ってからはどう考えても悪者にしか見えないんだが、最終的にはリボン貰うまで懐いてるんだからオッカネエことだ。
お前仲良しリボンなんて貰えるほどいい奴か?それより前に贖罪が必要じゃないのか??と言いたくなるレベル(まああれはローズさんが悪いのであってムゲンダイナにはそこまで罪はない…のか…?)
ムゲンダイナも、別に個人的にそこまで思い入れがないんだが、子供たちの熱い要望により(外すなんてありえない!)で外せなかった… - ダンデ戦終わった後は、ザシアンが手に入ったこともあり、伝説ポケモンの魅力には叶わずルカリオがOUTして、その枠にザシアンが入った。
これも子供の要望によるものである…
ルカリオも劇場版に出るくらいには伝説性なかったっけ??まあ今の子供たちにはザシアンの魅力のほうが上だったという事実なのだろう。w
こいつは普段はフェアリーだが、戦闘になると「フェアリー・はがね」にタイプが変わる。
どうも「朽ちた剣」を持たせてるとそうなるみたいだな。
ついでに手持ちのはがね技が「巨獣斬」に変わる、という性質のようだ。
これワザマシーンで手持ちを全部はがね技に変えたら全部「巨獣斬」になんのかな?
ゲームシステムについて
- 最近のゲームはみんなそういう傾向にあるようだが、基本的に説明書が付いてないので(そもそもゲームソフト本体も物理的に存在しなくなってきている時代である)、ゲーム開始前に、用語やシステムを理解する機会がない。
ゲームに説明書が付いているのが当たり前の時代の古い人間なので、正直に言うと、この辺、少し戸惑った。
ゲーム序盤がチュートリアル形式になっていたりするし、進めていくうちに覚えていく部分もあると思うが、ゲームを「開始する前」に事前知識として得る機会がないと、少なからず理解は遅くなる。
基本的に一度クリアするまではゲーム攻略サイトを見ようとしない人間なので、この性質がその辺の理解の遅さに拍車をかけた。 - 今回で言えば、例えば「マックスレイドバトル」って何のことを指すのか、かなり終盤になるまでわからなかった。
VSメニューで通信対戦して、ある程度勝ちぬいたら選べるメニューなのかなあ、とかボンヤリ考えていたくらいのレベル。
ワイルドエリアにいる兄ちゃんが「マックスレイドバトルで手に入りやすいアイテムもあるよ!」とか言ったり、インターネット通信してるときにワイルドエリアにいる数々の他の冒険者に話しかけると「一緒にマックスレイドバトルやってくれる人いないかなー!」とか言うんだけど、だからそもそもまずその「マックスレイドバトル」がなんなのかわからねえんだよ、という状態で…
「赤い光の出てる井戸に出てくるダイマックスポケモンと戦うことなんだろうな」と、なんとなく想像できたのが、シナリオ進行上、ローズさんを止めに行くくらいの段階で、逆に言うとそこまで「マックスレイドバトル」が何を指すのかわかってなかった。
説明あったっけ…? - あと細かいことだが、ステータス画面で「さいこう」とか「まあまあ強い」とか、各ポケモンのステータス評価をする画面があるが、あれも出し方が全く分からなかった。
各ポケモンの強さを見たときに、「攻撃力」とかの各項目名が赤字だったり青字だったりするときがあって、「なんだろうなこれ…」とはずーっと思っていたのだが、最後まで正体不明のままだった。 子供たちの見ていた動画で「へ~そんなの出せるんだ」と知ったくらい。
これは全クリするまでマジで知らなかった。
まあ知ったところで得をすることもそこまでなさそうではあるが… - あと「ダイマックス」と「キョダイマックス」の違いもわからなかった。
普通にデカくなるのが「ダイマックス」で、でかくなったとき特別な姿になるのが「キョダイマックス」なんだね。
これも子供が見ていたポケモンゲーム動画で(You Tuberの発言から)知った。w そういうのどこで知るんだ?? - そういえば、通信対戦で戦う人たち、どいつもこいつも強すぎる。
これは実際にVSメニューからインターネット対戦する場合や、マックスレイドバトルで一緒に戦う場合、両方である。
前者にいたってはカジュアルバトルで両者レベル50なのにも関わらず3VS3でも3人抜きされるほど一方的に負けるし(恐らく基礎能力値が低いためなんだろうと予想する)、
後者においては参加する人たちのポケモンが大体全員レベル100(限界まで鍛えてる)で、むしろレベル80ちょいくらいで参加するのに罪悪感すらあるくらいだ。
たまーに外国の人だろうと思われる人がレベル80くらいのザシアンとか参加させて来るとホッとするレベル。w
だからVSメニューなんてゲーム始めてから本当に数えるほどしかやってないし、マックスレイドバトルも大体「一人で参加」しかしていない。
これには、格ゲーと同じで、強者が蔓延ってて一般人が立ち入りしづらい雰囲気ができてるような感じがする。
これはゲームシステム云々ではなくて、ゲーム内のコミュニティの問題だと思うけど。
インターネットゲームではないからこれといった運営者はおらず、コミュニティは各自の良識に任されてる節があり、子供が遊ぶゲームにしては敷居の高さを感じたが、まあ、子供は通信対戦や交換なんぞより、その辺にいるCPU相手に好きなポケモン使ってバトルできれば、それで満足なのかもしれない。
あだ名をつけたポケモンたち
あだ名をつけたポケモンたちを紹介する。
■ハイエイタス(ヒバニー→ラビフット→エースバーン)
CDJ1920のハイエイタスのライブに感動した勢いで、最初の相棒にその名をつけた。
逆に言うとそれ以外に全く由来のないという潔さ。
そういうわけなので、外見やら技やら特性やらに、ハイエイタスとの関連は皆無である。
しいて言うなら「The Flare」とか、Keeper of the flame(Thirst)とか?
「ハイエイタスの体当たり!」には、不慣れ(?)なハイエイタスのモッシュっぽさを感じさせるw
■ナッシングス(ギャラドス)
ハイエイタスを名付けた後、しばらくあだ名付きポケモンはいなかったのだが、そろそろ他になんかいねえかな、と探していた折、当時スタメンだったポケモンたちとキャンプしていた時に、こいつの顔面をまじまじと眺めていたら、「ガチってるときの村松拓に顔面が似てる気がする」という謎のデジャヴを呼び起こした。
そのあとすぐにこいつの名前の「ナッシングス」にすることに決めた。
「ガチってるときの村松拓の顔面ってなんだよ?」と言われると具体例は出せないのだが、Like a shooting starのときの「ジャンプ!!」って言ってるときとか、Isolationのサビ終わりとか、そんな顔してる瞬間があった気がするなあ、という。
※これは個人の感想なので一般論ではないです
■キュウミリ(アーマーガア)
9mmはイメージ絵によく「鳥」を使うので、強そうな鳥ポケモンを捕まえたら、そいつの名前は「キュウミリ(9mm)」にしようと決めていた。
9mmのイメージ絵に使われる鳥は、どちらかというと鷹とか鷲みたいな「でかくて強そうな鳥」の印象なので、ワイルドエリアに出てくるウォーグルがそれっぽいぞ!と、当初思っていたのだが、ウォーグルは出会った当時レベル60くらいの化け物で(実際超強くてチーム半壊させられた)、その時点のジム攻略度(シナリオ進行状況)では捕まえられないポケモンだった。
一方でナックルシティの近くの坂にいたアーマーガアはレベル40くらいで、出会った時点から捕まえられたので、時期的に最初に捕まえられたコイツが「キュウミリ」の名を冠する運びとなった。
しかし別に焦りによる妥協ではなくて、9mm=鳥のイメージの中でも、特に「カラス」の印象はなぜか昔から強かったので、個人的に満足している。
カラスのイメージが強いのは恐らくCold Edgeの印象が強いためだろう。(この曲大好きなんだ!最近ライブじゃ聴かないけど)
■ストレイテナ(ストリンダ―)
「名前が似ている」というだけの理由で無理やり「ストレイテナ(ー)」をつけた。
あだ名は6文字までなので最後の長音は入れられなかった。
そういう意味では「テナー」とかでもよかったのだが、名前が似てるやつを見つけられなかった(まあ探せばいるんだろうね)。
ハイエイタスがいてナッシングスがいて9mmもいて、と来てるのに、肝心かなめの(?)テナーがいないのもなんか寂しいな、と思って、テナーに該当するポケモンがいないか密かに探してはいたのだ。
しかし、なかなか「これ!」というのを見つけられなかった。
ちなみに最初の候補は「ホエルオー」だった。
なぜホエルオーかというと、2019年初頭の幕張のイメージイラストにクジラが描かれていたからだ。(*1)
しかし「クジラって言われてテナー想像する人いるかなあ…」と思い至ったのと、ナッシングスの野音公演DVDのイラストにまたしてもクジラが登場した(*2)おかげで、クジラ=テナーの結びつきが若干弱くなった。
それでホエルオーを候補にするのはやめた。
(*1)参考1:2019年初頭の幕張DVD
21st ANNIVERSARY ROCK BAND 2019.01.19 at Makuhari Event Hall [DVD]
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2019/04/10
- メディア: DVD
(*2)参考2:ナッシングス野音公演DVD
https://www.ncis.jp/discography/?SSRV-3005-6
次の候補は「オンバーン」だった。
これはテナーの代表曲(?)「TRAVELING GARGOYLE」に由来している。
「ガーゴイル」っぽいやつを探したところ、こいつが一番それっぽいな、と思うに至ったためだ。
しかしオンバットから進化させてみたら「残虐な性格」とか書かれてるし、ガーゴイルっていうかドラゴンタイプだし、なんかちょっと「コレジャナイ」感が出てしまった。
というわけでこいつもお蔵入りになった。
そんな折、ポケモン公式から「キョダイマックスのストリンダ―が期間限定で配信中!」とかいうアナウンスをしているのを見かけ、「あれっそういえばストリンダ―ってストレイテナーに名前似てるな」と思うに至り、急遽こいつをテナーの名前にすると決めた。
結局のところ「名前が似ている」という至極単純な理由で行き着いたわけだが、振り返れば上記の2体の由来に関しては少し考えすぎていたんだな、と思うところはある。
ちなみにキョダイマックスのストリンダーを捕まえる前に、手持ちのエレズンに飴を大量投与して強制進化させて用意したので、キョダイマックスはできない。
それまで全然ストリンダーなんて見向きもしなかったし、戦力的にもそれほど欲しいと思ってなかったのだが、「ストレイテナ」というあだ名を付けてから異様に可愛がり始めた。
その時点で次がキバナ戦(最後のジム戦)くらいの段階だったので登場はだいぶ遅いのだが、それでも本編クリアまでに仲良しリボンを手に入れるなど、可愛がり度は半端なかった。
よく考えると、それまで水タイプに特攻するタイプのポケモンを持っていなかった(草や電気)ため、それに対する手段としては有効に活躍してくれたし、今までにない「毒」という要素も併せ持つこいつはなかなか使いやすい、と感じた。
それに「パンクロック」という特性もバンドとどこかしら通ずるものがあってよいと思った(最近のテナーはパンクロックって感じでもないがw)
このようにあだ名を付けると普段はなんでもなかったポケモンへの愛が増すので、このシステムはとても良いですね。(?)