【ベンダー資格】Salesforce Certified AI Associate挑戦記

Page content

Salesforce Certified AI Associate試験、合格しました!!
The Certification Salesforce issued
Salesforce Certified AI Associate Logo

はじめに

正直に言うと試験挑戦は業務都合だったのだが、とはいえ受験費用は現在無料(2024年11月時点で2025年12月末まで受験無料)なので、受験に対するハードルは低い。なので、特に理由や興味なくても記念受験的に受験してみてもいいのではないかという気はする。それもあるのか、さらに昨今のAIブームも相まって、割と受験記録のブログやQiita記事、YouTube動画なんかは探せばすぐ出てくるし(前に受験したJavascript DeveloperとかHeroku Architectの比ではない…それはそれで寂しいものがあるが)、後述するが技術的な知見や能力が求められている試験でもないので、色々な意味で受験のハードルは低いと思う。個人の意見ですが。

オンライン試験

普段はテストセンターいって現地で受験するようにしてるんだが、この日は諸事情あって家で(つまりオンラインで)受験した。結論からいうと、少なくとも今回のオンライン試験はUXが非常に良かった。オンライン試験には、過去Google Cloud Associate Engineer試験やらCKADやらで苦い経験があるので出来れば避けたかったのだが、ただ「カメラで360度部屋映す」とか「パスポート見せて身分証明」とか「受験する部屋には受験で使用するPC以外スマホも個人PCも置くな(全部片してから受験しろ)」とか、そういう面倒なチェック対応や事前準備等がSalesforceのオンライン試験では(一時的に)なくなっており、気軽に受験することができた。試験で使用するブラウザに関しても、起動と同時に強制的にほかの全プロセスを切断させられるので、「試験中にSlack通知きたらどうしよう…」とか無駄に不安に思う必要もない。快適だった。これをオンライン試験の標準にしてほしいくらいだ。今はほかのオンライン試験もそうなってるのかな??

一つ気になる部分があるとすれば、特に必要もないのにマイクとサウンドの音声チェックさせられたところか。外すの忘れてそのままヘッドフォンつけてテストしてたら「試験に不要なものを身に着けてるのではずせ。外さない場合試験は続行できない」というメッセージ(英語)と共に一時的に試験が中断させられた。ヘッドフォン外して再開したらその後は中断させられなかったが、だったら不要な音声チェックしなきゃいいじゃんという気がしたのは事実でもある。個人の意見ですが。

あと、試験で使用するブラウザの仕様だと思われるが、外付けのWebカメラやモニターすら使用不能になるので、普段そっちに頼って生活してる人はちょっと戸惑うことになるかもしれない。というかこの条件だとデスクトップPCの人はそもそも受験できないんじゃね?って気がしないでもないが、そっちはそっちで考慮されてるのかな?不明。

結果

Exam Result

出題比率と正答率を単純にかけて計算すると72.24となる。合格点は65%のようなのでギリギリってわけではなさそうだ。ただまあ、お世辞にもあまり高いスコアとは言えないのは事実ではあるが。。

例にもよって同じような感想を述べるが、なんだかんだ難しかったと思う。問題数が40問、合格点の基準が比較的緩め、選択肢が3択(複数選択などもなし)、という試験の特性が合格を後押ししてくれただけで、試験問題の内容それ自体は、別にAssociateだからといって手心加えられてるようなものでもないと感じた。試験範囲で大きな割合を占める「AIの倫理上の考慮事項(39%)」と「AIのデータ(36%)」は個人的にほとんど無知の領域であり、ぶっちゃけていうとあんまり興味も感心もない(個人の意見です)。なので勉強しててもあまり頭に入ってこない、理解が定着しないのである。逆に言うとこれが冒頭述べたように「ITエンジニア以外でも受験できる」と個人的に考えている理由でもあるが、俺からするとむしろこれはハードルを上げている要因になっている。全体感として「難しかった」と感じるのはこれが理由なんだろうと思う。

試験勉強

普通に試験対策用のTrailmixが用意されてるので、それをやればよいと思う。試験に登場する用語の定義や解説なんかも全部これらでカバーできる。これらも全部無料。

ちなみに、調べるとUdemyやNoteで有料の模擬試験や対策講座が売られてるのを確認できるが、上で書いたように試験も試験対策も無料なので、わざわざ買う奴がいるようには思えない。いや、利用するしないは個人の判断なので別に俺がどうこういう話でもないのだが。。需要あるのかなあ、こーいうの。