【ストレイテナー】Silver Lining Tour@Zepp Divercity Tokyo

いってきたぜテナーセミファイナル!!

ライブ

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ネクサス
羊の群れは丘を登る
WHITE ROOM BLACK STAR
Melodic Storm
クラッシュ
Graffiti
タイムリープ
Toneless Twilight
246
宇宙の夜二人の朝
ETERNAL
BLACK DYED
DONKEY BOOGIE DODO
インビジブル
群像劇
BRAND NEW EVERYTHING
Lightning
Silver Lining
叫ぶ星
シーグラス
MAGIC WORDS
彩雲
REMINDER
<EN>
GUNSHIPRIDER
BERSERKER TUNE
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個人的に印象深いのはいくつかあるが、まず「BLACK DYED」はレア曲感が強い。調べてみた感じDrawing Map以来なので約4~5年ぶりか。この2日前のオーラルとの対バンで披露されたことは有名だが、あくまで対バン用?の曲であり、ツアーのセトリに組み入れられるものでもないと思ってたので、「うおっまじか!」という感覚が強かった。イントロ鳴った瞬間脳が湧きました。

WHITE ROOM BLACK STAR、BRAND NEW EVERYTHINGもなんとなく「久しぶりに聴いた!」って感じてたが、調べてみるとCrank Inの横浜以来なので約2~3年ぶりである。そこまで久しぶりでもなかった。しかし感覚的な部分のほうが強く出たせいか、イントロ鳴った瞬間脳が湧きまし(ry

また、「WHITE ROOM BLACK STAR」は、照明効果が白黒に徹していて(一瞬紫になってたりしたが)、曲とマッチしていて演出効果が秀逸だった。PVにそのまま使えるんじゃないかという出来だ。あれかっこいいですね。曲も含めてだが、またやってほしい。

Toneless Twilightもなぜか「久しぶりだ!」って思ったのだが、これは直近武道館で聴いてたようなので、上の曲に比べてもかなり離れていた(?)期間が短い。そんな状況なのになんでそんな感覚になったんだか自分でも不思議である。まぁ、テナーの曲はどの曲をいつ聴いても新鮮に感じるということの表れだろう。イントロ鳴った瞬間脳が湧き(ry

あとトンレスで、ラスト付近でひなっちがユピーみたいなポーズになってて思わず見とれてしまった。まじでこんなかんじ↓

髪色が紫になってたことも相まって妖艶な雰囲気がプンプン出ていた。ひなっちを「エロい」と思ったことはこれまで一度もないけど、あれを見たらそういう人がいるのが少しわかった。エロかったです。

そして特筆すべきはDONKEYだ。今日のこの曲はなんかよくわからんがエグかった。ひなっちとOJが向かい合って互いのプレイを見せ合ったり、ひなっちが前にのめり出て客煽ったり、ラスト付近でホリエさんも客煽って合唱させようとしたり、なんかノリが今までと違った。ひなっちのソロプレイのときに小モッシュ起きてたし、「え、この曲でモッシュするん??」って感じになった。あれロックアレンジしたら結構化けそうな曲だなと思った。(バーサーカーみたいな)どうですか?テナーさん。

それと「叫ぶ星」のラストで、ホリエさんが歌うのをやめて、会場を合唱させるように誘導したのは良かった。意図的にマイクから離れていた節があったので、歌詞トビとかではなく、マジで会場に歌わせようとしていたんだと思う。この曲で合唱スタイルになったの初めてだな。良い一体感だった。ぜひまたやらせてください!!

この日のセトリは、横浜と違い、中盤にガッツのあるやつでぐわっとモッシュ起きて、っていう流れは起きず、そういう意味では全体を通して比較的大人しめだった気がする。ただ、最後Magic Wordsが始まったときの盛り上がりはものすごくて、それまでも4列目付近にいたが、そのときの人口密度が10だとすると、Magic Words開始によって一気に2000くらいに急上昇した。「過去最高と言われたTRAINに匹敵する50年に一度のモッシュ」的な、ボジョレー・ヌーボーの品評のネタで評価したくなるレベルの激モッシュだった。なんだかんだいって、ああいう「いきなり戦場に放り込まれる感じ」はやはり好き。ライブキッズのDNAですね。

この人口密度は「彩雲」「REMINDER」でも途切れることなく続き、アンコの真空でまたさらにモッシュが起きてグチャグチャになった。真空は、「精鋭たちよ共に!!」って今回はちゃんと歌ってたね。2013武道館でやったときは、ホリエさんが感極まったのか「精鋭たちよ!!」で終わってて、あれはあれで曲のダイナミズムがライブで爆発してる感じがあって個人的にすごい好きなんだけど、この日は逆に(?)冷静にそれをまとめてる感じがあって、これはこれで良かった。なんというか10年たって成熟した感じがする。ボジョレー・ヌーボー風にいうと「100年に一度といわれた2013年武道館を超す21世紀最高の真空」的な感じだ(?)

アンコのもう1曲、シンペイさんが「Zepp Divercityのバーサーカーに捧ぐ!!」ってシャウトし始めて、その直後から俺含めて周辺がすべてやばいことになった。まじで蝕でも起きたんじゃねーのというレベルで場に「魔」が生まれた。おいおいフェムト生まれちまうぞみたいな。もういいですねすいません。実はバーサーカーも幕張以来5年ぶり。モッシュありきでぐちゃぐちゃになって楽しんだのは本当に久しぶりで、すっげー楽しかった。スタンディングで聴くこの曲はやはりすごいね!!圧倒的な楽しさ。素晴らしい。ありがとうございました。


この日はひなっちのほぼ目の前くらいの位置で見ていたのだが、「ひなっちは本当に楽しそうにプレイするな」と、改めて思った。めっちゃ笑いながら演奏してて、メンバーの演奏してる姿を見ながらも笑ってて、自分も含め、バンド全体でライブすることを心の底から楽しんでるように見えた。ああいう姿を見るのは、見てるこっちからも楽しい。なんか無駄に元気になる。

「メンバーの演奏してる姿見てる」っていうのはひなっち以外にもあって、ホリエさんがOJ見てたり、OJがシンペイさん見てたりしてて、一方で見られてるほうは自分のプレイをガチってるのでそのことに気づいてなく、その感じがちょっと面白かった。互いが互いを尊重してるというか、「こいつこんなに出来るやつなんだな」ってのを改めてみてる感じというか、そういうのを感じ取れた。シンペイさんがMCで「こいつらいい演奏するな~って見てて思ったんだよ」って半ば冗談めいて言ってたが、あれには(観客の立場として)全力で同意したい。ああいう、「信頼感のある仲間たち」ってかんじが、ストレイテナーの魅力だなと思う。

たしか246前のMCゾーンだったと思うが、「(リハ終わろうとすると)純ちゃんたまに『あの曲もう1回やんない?』とかいうじゃん」ってホリエさんがMCで言って「練習させてよ~」とかOJが返事してて、その時点で仲の良さにほっこりしたが、その後MCがちょっとそれたてたスキに、OJが次の曲に向けてギターひいてて、それホリエさんに見られて「次の曲練習しないの!w」っていじられてて面白かった。OJがそれに対して「いや、弾いてると楽しくなってきちゃうんだよ」とかいって言い訳してて、OJ本当にギターの人なんだなというのを改めて実感した。

ホリエさんが「まさに『ストレイテナー』って感じのセットリストじゃないですか?今日。」って言ってたが、改めて振り返るとこれは本当に身に染みてそう感じる。バラード、ポップス、ロックが入り交じり、それぞれ新旧の曲があり、かつ4人版のアレンジになってるのもあり、良い意味でカオスになってて、色々な表情の曲を幅広く持つ「ストレイテナー」というバンドの今の姿を体現しているライブだったと思う。今まで見てきた中で一番「ストレイテナー」っぽかったかもしれない。ホリエさんにそう言われたから余計にそう感じるのかもしれないが。良い意味でいつも通りで、それゆえに想像を超えたものを届けてくれたのだ。ありがとうストレイテナー。

写真

  • 終演後に会場入り口で撮ったテナマニ告知ポスター。東京と大阪の日程が逆になっている
  • 終演直後にテナマニアクセスしたときに出たERR_CONNECTION_TIMED_OUTのスクショ。どうでもいいか。


    ちなみにcurlうってみたかんじApacheらしいしレスポンスヘッダにPHPSESSIDが返ってきてるからPHPだろう。digうったらIPひけたし、whoisしてそこの運営会社および保有しているIP帯域もわかった。ここまでおっぴろげだと逆にちょっと怖くなってくる。これ以上はやめておこう。
  • ライブ後飲み会

  • ライブ後飲み会でのぼく

  • Zepp Divercity Tokyo駐車場からの風景。夜22:40くらい。

その他

  • 実はこの日のチケはもともと持ってなくて(なぜか会員選考で申し込むのを忘れた)、1週間くらい前にTwitter上で譲りが出ていたのを見つけてお声がけし、譲ってもらったのだった。それがなければ来ることはできなかった。縁に感謝。
  • 会場入ったのは16:40くらい?だったと思うが、ロッカー難民になりかけててちょっと焦った。ひなっち側(ステージ向かって左側)から入ったのだが、こっちサイドのロッカーはその時間でほぼすでに空きがない状態だった。反対側は空いてたのかな?(見てない)そんで16:50くらいまでは、ロッカーすぐ近くの入り口の扉から入ったすぐのところで、3柵目の後ろくらい(20列目くらい?)にいたが、そのくらいの時間になったらスタッフにより入り口のドアが閉められ、と同時に会場外にいる人たちが一気に押し込められ、その流れで一気に最前列付近まで移動できた。この時点で4~5列目?くらい。以後、Magic Words手前までほぼその位置で過ごす。ライブ中、エグ目の曲がきて人民大移動で一気に前方行くケースは結構あるけど、開始前にこんだけ前にめり込んだのは久しぶりかも。テナーじゃあまり起きない現象のような気がする。ちょっと面白かった。
  • ナッシングス・マンウィズ対バンのときと同様、この日も車できた。この日は終わった後仲間と飲みにいったので(俺は車だったので酒は飲めなかったけど)、駐車料金が¥3,000になっちゃったけど、片道40分前後で帰れるのはやはりでかい。快適すぎて「電車で行く/帰る」っていう選択肢はもう完全に頭から抜けている。今後もZepp Divercity Tokyoにくるときは(家庭の都合がつく限り)車で来ようと思う。多分ほかの会場も、駐車場が隣接あるいは近くにあるトコは車でいくほうが総合的に見ると快適なんだろうな。渋谷とかはゴチャゴチャしてるから電車でいったほうがいいと思うけど、例えば豊洲PITとか、ああいう「海の上にある(埋立地)」系のライブハウスはなんかそういう傾向にある気がする。機会があるときには少しずつ試してみよう。
  • Zepp Tokyoもそうだったが、Zepp Divercityは会場周辺の飲み屋が全くないのでライブ後飲み会の迷子になりがち。この日は風も強くて外歩き回ってるのがなかなか苦痛だった。Twitter見てると割と「ライブ後飲み会」してる人らが俺ら以外にもいたっぽいけど、どこで飲んでたんだろう。駅移ったのかな??東京テレポート、っつうかZepp Divercityの徒歩5分圏内に、適当な飲み屋を数件用意しといていただけると助かる。助かるっつっても俺多分今後も車で来るのであんまり堪能する場面ないかもしれないが。といっても、企業のオフィスとかないと普段の需要はあんまり生まれないだろうし、テナント代も高いだろうし、難しいのかもしれないけどなあ。。
  • 終演後に出口付近に貼ってあった張り紙、大阪と東京の日程逆になってた。もらったフライヤーに書かれてる日程と完全に真逆になってて一瞬まじで混乱した。よくわからんがとりあえず撮っておこうと思って写真に収めたが、ただのミスだったらしいので逆にレアなものを写真に収めたかもしれない。フライヤーすら刷ってる状況でああいうミス起こり得るんだな。逆にどうやればあんなに盛大にミスれるのか、社会人的な視点でちょっと興味がある。責任を追及したいとかそういう話じゃなく、どういう業務フローになってたのか技術的な問題なのかとかそういう話である。「なぜなぜ分析」的なアレだ。まあ実際それに近いことは内部的に行われていただろうが。。
  • テナマニの発表は俺はもちろんのこと、会場全体歓喜に沸いた。これは行かざるを得ないやつ。東京も候補に入っているというのはとても良い。しかし万が一東京を逃したときのことを考えると大阪もとっておきたいところ。悩む。実際、こればっかりは大阪であったとしても行きたい。是が非でも行きたい。これを逃すと多分一生聴けない曲とかあるはずで、この機は逃すわけにはいかないはず。家族と要相談である。8月は夏休みなもんでね、いろいろとね。。。しかし、こういう「ライブ中にリアルタイムで告知を受ける」ってのは良いね。その時点ではTwitterとか見れないのでライブで聴いてる情報がすべてなんだが、ライブに来てない人たちがTwitter上で歓喜狂乱してる様子を想像すると、ライブ内外で謎のシンクロ現象が起きてることに興奮を覚える。今後もこういう形で告知やってほしい。

おつかれさまでした。