【フェス】CA4LA ROCK FESTIVAL Vol.3

いってきたぜCA4LA ROCK FESTIVAL!!





はじめに

16時開場・17時開演だが、目当てはテナーとACIDMAN(後半2組)だったので、ノンビリと重役出勤をキメた。といっても現地着が17:30くらいだったから、それでもそれなりに早いほうではある。いわゆるロッキン等の大型のフェスと違い、一度入ると出入り自由とはいかず、かといって会場内にメシ食うところもないので、若干時間を持て余してしまったところは、正直ある。そもそも会場前についた時点でチケットを発券しておらず、セブンイレブン探して少し周辺をうろつくという、大分ナメたムーブメントをカマしてたくらいである。そんな感じでノンビリ入場後に、ロッカーがガラガラで全然余裕があることを確認し、「ライブ前に物販いけるな」と確信したため、物販を済ませ(ストレイテナーのキーホルダーとACIDMANのロンTを購入)、ロッカーに荷物入れようとしたところで友人らと合流。その後友人に勧められLOW IQ 01から参戦した。

LOW IQ 01

ほぼ全く知らないのだが、友人に誘われ前方エリアで鑑賞。「SO EASY」という曲で(この曲全く知らないのに)サークル組んで一緒にグルグル回ってた。超楽しかったwエルレとかスペサンとかでも見知らぬやつと肩組んでぐるぐるサークル回ったことはあるけど、あれはとても楽しい。ライブの楽しみ方の一種の極致だと思う。ああいうのあるライブは良いね。楽しい。全く知らなかったけど、友人から有名曲のプレイリストやらPVやら教えてもらったので、今後に向けてちょいちょい学習したいと思います。

合間のMCゾーンで、「この後、ストレイテナーと、あとなんだっけ、オシッコマン?が控えてるんで、、、」って言ってて、オシッコマンでまじ笑った。オシッコマンって発想はないわww「オシッコ」ってワード自体何年振りに聴いたんだってレベル。別におっさんから聞きたい言葉でもないんだが、こうまでかっちりハマるワード持ってこられると感心せざるを得ない。「ばかばかしくて笑っちゃうでしょ?」って言ってて素直に同意してしまった。

ライブとは直接関係ないけど、この日の夜に深夜のノリで30分くらいでぐわーっといっちゃんの絵を描き上げた。速攻で描いたわりにはまぁまぁ雰囲気出たと思う。気に入ってます。


ストレイテナー

公式がセトリのプレイリストを出している
ーーーーーーーーーーーーーーーー
The World Record
KILLER TUNE
246
宇宙の夜二人の朝
BLACK DYED
さよならだけがおしえてくれた
シーグラス
REMINDER
ーーーーーーーーーーーーーーーー

KILLER TUNEがヤバイ。モッシュ圧が強すぎ。The World Record時点では、10列目付近?で、微動だにしないスタンディングスタイルでノンビリ平和に見ていたんだが、チュンチュンで押されて一気に4~5列目くらいまで前進してしまった。まあ能動的に突っ込んでいったのもあるが。楽しかったんだが、個人的にKILLER TUNEがこれほどのモッシュ感を持つ曲だという印象があまりないので、ちょっと意外である。ここ最近この曲のライブでの雰囲気が少し変わってきている(モッシュご用達の曲になってる)印象がある。去年のフラッド対バンあたりからちょっとこういう感じに変化してる気がするな。今まで想像していなかった化学反応みたいなのを目にしている感じで、実際に体験している身としてはこの変化は面白い。今後も別の曲で、全く想像していなかったこういう変化を経験してみたい。

意外という意味ではBLACK DYED。モッシュが強かったというわけではないんだが、「うおっこれやっちゃうのかw」という感想で、意外でもあり嬉しくもあった。去年の東京でやってるから「長らく聴いてなかった」っていう「レア感」はないんだが、そもそも曲自体にレア感が漂ってるからな。東京で聴いて以降はしばらく聴けないと思ってたのもあり、「あれっここでもやってくれるんだ」という感想を持った。実際、イントロで会場が湧いたのも良かった。みんな同じ感想であっただろうことが面白い。wこんなんなんぼあってもいいですからね(?)これからもよろしくお願いしますよ。

開演前に友人らと話してたとき、その一人が「『さよならだけがおしえてくれた』やりそう」って言ってて、個人的にはピンと来てなかったんだがほんとにこの日のセトリに入ってきててビビった。なんなんその予知能力。。この日のセトリとして予想していたのは、個人的には「LAST STARGAZER」(いっちゃんがいるから)や「SIX DAY WONDER」(ACIDMANがいるから)だと思ってたんだが、そのどちらも来ることはなく、自分のこの辺の感覚は全く期待できないもんだというのを思い知った。実はこの曲もBIG CITY SMALL COUNTRYツアー以来なのでもはや約2年ぶりなのだ。ちょっと懐かしさすら感じてしまった。時がたつのは早い。

ACIDMAN

こちらも公式がセトリのプレイリストを出してくれている
ーーーーーーーーーーーーーーーー
最後の国(SE)
夜のために
アイソトープ
Rebirth
スロウレイン
世界が終わる夜
輝けるもの
ある証明
ーーーーーーーーーーーーーーーー

直近で見てるACIDMANは、「創、再現」だったり「re:Loop」だったりしており、「最後の国」で始まる「いつもの(?)ACIDMAN」を最後に体験したのはおそらくSAIなので、そもそも「最後の国」で始まったことに無駄に新鮮な気持ちを覚えてしまった。あーようやく「見知ったACIDMAN」が戻ってきたぞ、という感覚というか。まあでも久しぶりだったけどちゃんと手拍子のタイミング覚えてましたよ。体に染みついてるからな。

同じ理由でいつも通り(?)「ある証明」で終わるACIDMANも久しぶりだった。こっちはCDJ2223で聴いてるから「最後の国」ほど離れていた期間は長くはないけど、でもまあフェスの定番曲として聴くのはやはり久しぶりという感覚である。サビの部分でがっつり声出しして参戦できたのも久しぶり。そういえば限界まで声張ってるとこれ腰痛くなるんだよなという実感を思い出した。(SAIのときの日記に同じようなこと書いてる)

「Rebirth」のときに大木さんのシャツがはだけて、タンクトップと肩がチラ見えしており、同性だけどなぜか無駄に「絶妙なエロさ」を感じとった。ああいうのに女性ファンは歓喜したりするんですかね??同性故からそこまで感情が動くことはなかったけど、でも言わんとしていることはなんとなくわからんでもないな、と思った。

「スロウレイン」は個人的に初体験である。どうも直近ほかのライブではやってたらしいけど、テナー等に比べるとそこまでガチってるバンドでもないため、出会う機会が少なく、個人的にはようやく遭遇できたというところ。聴けて良かった!

初体験という意味では「輝けるもの」もそうなんだが、これは新曲(に近い曲)だし、ゴールデンセットリストで遭遇できること確定だからな。「スロウレイン」は突発的にきたので、衝撃が違う。ただ、ライブで初めて生で聴く「輝けるもの」はやはり強かった。人口密度が比較的緩いライブだったのでモッシュもダイブも起きなかったが、もう少し強めの(?)ライブだったらどっちも起きていただろうと思えるパワーがあった。別のスタンディングでまたじっくり味わいたい曲である。

その他

  • この日紙チケであることを直前まで失念しており、上でも書いた通り六本木に着いてからようやく発券したレベルなので、思い返しても準備がとても悪かった。当日時点で発券可能なライブで良かった。昔みたいに事前送付されていて当日忘れずに持参するタイプのライブだった場合は参加できなかった可能性が濃厚である。そう考えると恐ろしい。スマチケが主流になってからそう時が経ってるようには思えないんだが、すっかり「スマチケ脳」に変わってしまっている自分に気づいた。もう紙チケだと対応できない可能性がある。人間はやはり一度便利なものを覚えるとそれ以前の生活習慣には戻れないんだなあと実感したのだった。
  • EXシアターって、過去きたことのあるライブではどれも固定席だったので(2022年の9mmのカオスの百年2016年のナッシングスのノベ)、そういうライブ会場だと思ってたんだが、この日は普通にスタンディングになってて驚いた。固定席もスタンディングも両方いけるライブ会場なのかな?ここ。それとも元々両方のスペースが存在するの??よくわからんが、スタンディングできるんなら9mmでもナッシングスでもスタンディングで味合わせてほしかった感はあるし、今後もそういうバンドはぜひともスタンディングのライブとしてここ選んでくださいよろしくお願いしますという気持ちである。スタンディングとして経験した感じでは、「Zepp Tokyoほど広くはないけどFADほど狭くもない」という感じで、そこそこの規模のライブを体験するにはちょうど良いスペースなのでは、という感想である。良い感じのスタンディングライブ会場だと思いました。ポテンシャルあると思うので今後もスタンディングとして使ってください。
  • この日は全体通して人口密度が薄かった気がする。体験した限りでこの日の最大のモッシュがテナーのKILLER TUNEだし、ダイバーやらなんやら起きそうだなと思ってたLOW IQ 01ではモッシュすら起きない平和な現場だった。(サークルはしたけど)ACIDMANも、「夜のために」で少し盛り上がってるポイントは見えたがかなり局所的で、みんな終始かなり大人しく鑑賞していた印象。よくいえば「民度が良い」というか「お行儀が良い」、悪く言うと「物足りなさ」は感じた。LOW IQ 01のライブによく行く人らの声を終演後に聴いた限りでも「こんなに平和ないっちゃんは初めて」と言っていたので、この感覚はそこまでズレてはいないんだろう。特にLOW IQ 01はもう少し圧の強いライブで体験してみたい感じはある。この日が初体験だったので、そういう思いは強くなった。こういう「出会い」を生み出したという意味ではよいフェスだったと思う。

おつかれさまでした。